猫たちの日常から

チェルシーのジャンプ力が発達中。
家猫とは思えない。
今日はついに2m70cmの高さについてる、エアコンから飛び降りた。
モニカとレイチェルは、飛び降りる以前にそこまで登れない。
レイチェルは大人しいし、モニカは体が重すぎて。


昔、実家の猫が、二階のベランダからよく飛び降りていたのを彷彿とさせる。
ちなみにこの猫は、屋根の上を走り回っていた。


チェルシーは、ベランダと小さな庭にやってくるアゲハチョウにも飛びかかる。
また、チョウは絶妙な高さを飛び、つかまらない。

モニカとレイチェルも夢中でチョウを追う。
毎日来るアゲハチョウはまるで、3匹と遊びに来てくれているみたいだ。

車がビュンビュン走るこのあたりは、耳の聞こえないチェルシーが自由に歩ける地域ではない。
モニカとレイチェルは、外には興味がないようだ。
どっちにしても、お散歩する飼い猫はあまりいない地域だ。
たまには見かける。

私は、彼らがベランダと庭から外には行かないように見張ってる必要があるのだが、猫とチョウが戯れる姿は、のどかで好きだ。


アゲハチョウとの関わりは微笑ましいが、しかし、チェルシーはそれでは終わらない。

昨日は、カラスを狙っていた。
カラスはどう見ても、チェルシーより大きい。


家の中でも、毎日、狩の構えのトレーニングを怠らない。
野生を失わない猫、チェルシー。

1カ月の赤ちゃんの時から、家猫なのに、なぜだろう?


かといって、チェルシーは野良猫でいたかったわけでもない。

チェルシーは、生後1カ月の頃、母猫とはぐれてしまった。
前の日までは、お母さん猫と一緒のところを目撃されていた。
母猫とはぐれた迷子のチェルシーは、自ら、にゃあにゃあ鳴きながら、助けを求めて夫によじ登ってきたのだ。
お腹が減ったよ、お母さんがいない!と。


チェルシーがもっと走り回れる空間があればいいのにな、と思った。