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願いが叶いにくい人は、未来の予知能力がある人が多い。
それから、他人の気持ちを自分がコントロールすることができる人が多い。
なぜ、私がそう結論付けたかと言うと、願いを叶える行程で、それらの人はよく言うからだ。
「〜したい。でも、こうすると、人から悪く思われるから」
明らかにこれは未来予知だ。
人から悪く思われるという未来を予知している。
そして、この人は、他人の気持ちをコントロールすることができる。
これは少なくとも、コントロールしたいと思っている。
他人には好きなように感じる自由を与えない。
そうしなければ、未来予知が当たらない。
ついでに、自意識も高い。
自分の行動は、他者に影響を与えると思っている。
「どうせうまくいかない」
未来予知だ。
「私には無理。できない」
自分の能力についても、完全に把握している。
願いが叶いやすい人は、未来予知能力や他人のコントロール能力、自意識、自分の能力についての把握は、願いが叶いにくい人より低いかもしれない。
「やってみなければわからない」
「ともかくやってみよう」
「動いた後に反応を見て考えよう」
「やってだめなら方法を変えよう」
それらの人は、そのようなことをいうことが多い。
願いが叶いやすい人は、願いが叶いにくい人より、未来予知能力、他者コントロール能力、自分について把握する能力について劣る。
だから、他人に頭を下げる。
予知できない未来の確実性をあげるため、他者に協力してもらうためだ。
そして、自分の可能性を信じる。
仕方がない。
願いが叶いやすい人は、願いが叶いにくい人が持つ能力を持たないからだ。
恐れは、願いが叶いやすい人にも叶いにくい人にもあるから、願いが叶いにくい人の先の発言は、恐れとは関係しないと思われる。
願いが叶いにくい人はただ、自分の能力を信じているだけだ。
願いが叶いにくい人は、能力者だ。
そして、主としてリスク回避のために、その能力は使われる。
ただし、その人に、本当に能力があるかどうかは、動いてみなければわからない。
自分は能力者だと信じているだけなのか、もしくは、本当にそうなのか。
誰にもわからない。
もしも、あなたが能力者なら、未来予知をしてしまった時。
なんのために、あなたは未来を予知したのかを考えてみるといいかもしれない。
予知した未来が知らせているのは、そのままあなたが計画する「やり方」になんらかの不備があるということだ。
「やり方」はひとつではない。
やり方の変更をお勧めする。
また、その悪く思う人に悪く思われることは、あなたにどんなダメージを与えるのかを考えて欲しい。
あなたが幸せになるためにやりたいことをして、あなたを悪く思う人に悪く思われると、あなたの身には何か危険が及ぶのだろうか?
あなたの幸せを応援しない人に、よく思われなければいけない理由は何だろう?
願いを叶えにくい人は能力者だ。
そして、その能力には気付かず、恐れと戦うことが多い。
恐れがあっても、願いは叶う。
びびりで臆病で、怖がりな小心者も、いくらでも願いを叶えている。
未来予知能力を持たない人は、幸いだ。