家にいよう

私は、今、一人暮らしだ。

夜、夫とビデオ通話で5分くらい話すが、それ以外は、誰にも会わない日もある。
一日、誰とも会わず、誰とも話さない日もある。
できるだけ、友人と話したり、コミュニケーションを取るようにはしている。

私の仕事は、この流れが始まった早々に、ダメージを受けた。
半分以上が飛んだ。
周りも、フリーランスかサービス業が多いから似たようなものだ。

ヤバイと、一様に笑うが、私は知っている。
ヤバイと笑いながら、彼らはすでに頭の中で次を考えている。

私もそうだ。


私は、町の人々の最初の頃の動きを見て、これは続くと感じたので、すでに、次の3年の計画を変えた。
そして、新しい計画に一か月前に着手した。

これは、フリーランスの有利なところだ。
自らで、計画を変更できること。
ただし、流れは常に、自分で読み続けなければいけないし、不安はそのまま自分の仕事内容に反映する。


私は、不安をばらまくわけにはいかない。
これまでの自分の全てが、自分が語った全てが、嘘になる。
私を信じ、私を頼った全ての人を、裏切るわけにはいかない。


私は、大丈夫だ、と、言い続けてきた。


そして、今朝も、やはりそう思う。

大丈夫。


あなた自身が、しゃんとして、不安に心を譲らなければ大丈夫。

未来を信じることを諦めなければ、大丈夫。

何があっても、大丈夫。

転んでも大丈夫。
ただ、人の助けを借りながら、立ち上がればいいのだから。


心の中を、不安と恐れ、絶望に譲らなければ大丈夫。
ウイルスは心は侵さない。

いつでも、心の中は自由だ。



目の前はしっかり見て。
なぜなら、現実の世界の中に、私たちは生きているから。

対応、対策はしっかりとって。

そして、疲れはためないように気をつけて。
お風呂にしっかりつかって、体を温め緩めて。


あなたを愛してくれて、あなたも好きな人たちと、リアルなコミュニケーションをしっかりとって。
その時、ちゃんと笑って。


今、不安を語っても、現実は変わらない。

今、現実を変えられるのは、家にいるという行動だ。




みんなで、乗り越えよう。

一緒に生きよう。

家にいよう。


必要なのは、心じゃない。
必要なのは、行動だ。


文句言いながらやろうが、幸せな一日を過ごそうが、不安に怯えようが、けらけら笑いながらだろうが。

行動さえすれば、現実は変わる。

気づいているなら、行動しよう。
家にいよう。


私たちの力で、現実を変えよう。

何かが変わる前、人は不安を必ず感じる。
未知に対して不安を感じる。

これまでを愛していたなら、これまでとの別れを惜しむ。


けれど、もう、私たちは戻れない。
新しい時代の中を生きるしかない。

大丈夫。

虹のはじまりは、いつでも、ぐちゃぐちゃだ。

心配しなくて、大丈夫。


あなたが生きていれば、あなたの人生だ、あなたさえいれば、なんとでもできる。

大丈夫。


家にいよう。