三日目

本日は、37.0度の熱からスタート。
舌は痺れている。
鼻水が、鼻の奥にある感じ。
喉、あれ?あんまり痛くない。
肩の後ろが熱が上がる前になるみたいな感じ。


しんどいわけじゃない。
頭は動いている。
ただ、何かと不気味な体調だ。
これ、ちょっと怖いね。
気分的に。


喉は随分前から痛かった。
花粉症で。
花粉症で喉が痛くなったことなど過去にはないが、今年の花粉症は、喉が痛くなるらしい。

私、何人も知ってる。
花粉症で喉が痛い人。
医者までそう言う。

熱がなければ、花粉症。
熱がなければ、花粉症では、仕事は休めない。
大人はね。


私は、なんとなく、お酢でうがいしてみようかと思った。
私は、こういう時の自分のなんとなくは全て採用する。
私の体が欲しがるものを、与える。


それで、私はお酢を薄めてうがいした。
あんまり酸っぱくなかったが、舌の痺れは少しましになった。

今からは、緑茶を飲む。


昨日の夜、同じような症状をすでに経験した人が、自分はこの薬を使ったと教えてくれたので、それを発注した。

それとは別に、私は近所で、よく効く風邪薬と、今、噂になっている風邪薬をすでに手元に持っている。

よく効く風邪薬が噂になる地域に住んでいれば、風邪薬は買っておく。
そりゃね。
ご近所情報、大事。


私は、新しい免疫を獲得するとは、大変なことだなあと思った。



ただね、私はこれは書いておきたい。

これは、人類にとっては、新しいことではない。
何度も何度も、同じようなことがあり、それを乗り越えて、生き延びてきた人たちの子孫が私達だ。

私達の免疫は、過去を生きた人達よりは強い。


そして、こんな風に、薬のない不治の病を抱える人は、いつでも、世界中にいる。
見えない場所にいる。

貧困に苦しむ人も、世界中にいる。
家から出れない人も、世界中にいる。

私個人的には、今回のことは、人が思いやりを知るために、痛みを共有するために、世界中でしているトレーニングだと思っている。

思考を人生に活かすためのトレーニングでもあると思っている。

そして、自らの行動を、自らの意思で変容させることができる人数を増やすためのトレーニングだと思っている。


私個人については、なんて人間て温かいのかしらと、人の温もりに感動しっぱなしの数日だ。


と、のんきに考えることができる余裕がある、それが三日目の朝。