まずは、アンネの日記から

外に出れないと言えば、アンネだろう。
最初は、アンネからはじめようと、私は思った。


私が長い間、日記を書き続けてきたのは、アンネの日記の影響があるのではないかと思う。

隠れ家で書かれた日記。
人目を避けて、小さな窓しかない屋根裏で、1人の少女が書いた日記。

いつ、命が無くなるかわからない状態の中で。

時は第二次世界大戦中。
アンネは、ユダヤ人の少女だ。

自分と歳が変わらない少女が体験したことと、その日記は、当時の私に大きなインパクトを与えた。


アンネの隠れ家生活には、終わりが決まっていなかった。
数日か二週間(もしその間に症状がらでたら、さらに三週間)というような、期限つきのものではない。


あ〜、何しよっかなというお気楽なものでもない。
空から爆弾が降ってくるかもしれないし、下からゲシュタポが来るかもしれない。

食べ物は通販ねとか、気楽なもんでもない。
いつ、食べ物が無くなるかもわからない。


アンネの日記は、面白い。
そんな中で書かれているが、面白い。
ユーモアたっぷりだ。


少女の私は、そのギャップに心惹かれた。


今日は、もう一度、アンネの日記でも読んでみよう。
Kindleにあるだろう、きっと。


考えてみれば外に出なくても、だいたい何でもどうにかなる。
これ、すごいこと。


水は川まで汲みに行かねばならない国、井戸しかない国。

そんな国もたくさんある。


これはまるで、極楽のような自主隔離というか、自宅待機だこと。


しまった!
極楽は仏教だ。

ごめ〜ん、ジーザス。
天国、天国。