いろいろ(2)

私のところに、医師会の中を回り回ってるという、ある医療従事者が最近書かれた情報が回ってきました。

たくさんのアレの方と接した方が書いてくれたものを読んで、私は、ほっとしました。
知識は力なりですね。

自分の症状は、そこに書かれていた軽症者の症状そのままでした。
途中で一度熱が下がることも、そこには書かれていました。

それで、自分がアレならば、あと少し我慢すればいいことを知ったからです。



私は、アレがはやる流れが始まってから、テレビを一切つけていません。
自分が渦中にいる時、私はテレビを見ないことにしています。
それは、阪神淡路大震災で学んだことです。
テレビのニュースは、恐怖と不安、怒りを増長させます。

ただ、親はそうではないため、どのように報道されているかは、概ね理解しています。
テレビを見る人の方が、今は恐怖感と怒りが強いかもしれません。



ワクチンと治療薬がなく、自粛に頼るしかない感染症が流行っている。
なおかつ、完全に行動を止めることはできない。
完全な外出禁止にもできない。(日本は法律以前に無理だと思います。都市部は特に無理だと思います。独居の高齢者、障害者が多いから。虐待されている人たちも、逃げ場を失います。)

ただし、多くは無症状。
残りのほとんども軽症。


私が不思議なのは、未知なはずだったのに、すごく初期に、8割は無症状だとか、5-7日でよくなるとかの情報がでたことです。
あと、37.5度も。

いったいそれは、何を根拠にした情報なのか?と、この二週間、時々、思いました。
自分に起きたことが、その情報さえなければ防げたことだったからです。
(結果オーライで、あと二週間もすれば、私にはきっと抗体ができており、私は少なくともアレを恐れる必要はなくなります。)


37.5度という縛りがなければ、私が唯一、顔を近くに関わっていたその人は、検査ができて、隔離されていたはずだからです。
少なくとも、私はもっと気をつけることができました。違うやり方がありました。


おそらく、病院は重症化した人しか拾えないのだと思います。
検査は体制がないのだと知っています。
でも軽症者からうつる人が軽症とは限りません。

わかっていれば、たとえその人が気をつけられなくても、周りが注意をするなり、自宅隔離するなりなんなり、やり方はいろいろあります。

なぜ、二か月も経つのに、未だに、体制が整わないのかは、謎です。

そうしなくていい根拠があるならば、何か隠している情報があるのであり、そうでないならば、実にいい加減な話です。


私の今の後悔は、自分がまだ富豪ではないことです。
もしも、私が富豪だったら、私は自分の身内、友人にお金をばら撒き、しばらく家から出るなと言います。
誰が重症化するか、わからないからです。


そして、今はまだ、日本では重症化しても、かろうじて治療が受けられます。
でも、広げていくという方針を崩さない国に住んでいるのだから、いつ、治療が受けられなくなるかはわかりません。


これはもう個々の認知能力、想像力、創造力のレベルが、一気にあらわになってると感じていますが、意味を理解できない人たちが、今後も一定数はいるはずです。
日本は、地方自治体レベルはまともでも、中央のこれらの能力は著しく低いと私は感じています。
知能は低くないのでしょうが、普通の人の人生については、理解度が低いと感じています。

国を潰すわけにはいかないトップには冷酷さはある程度必要かとは思いますが、それでも、検査体制と、自宅療養に対する注意事項やアナウンスはできたのではないか?
熱は37.5度あるとは限らないと、現場の医療従事者が知っている情報を表に出すくらいはできたのではないか?
5-7日でなんてよくならない、10-12日かかることを表に出すことくらいはできたのではないか?

そう感じています。

目先の社会機能を優先させ、長期スパンでの社会機能を考えていないのではないか?
だから、感染拡大防止に全力で取り組まなかったのではないか?
様子見したのではないか?

未知のものを、未知と認識できなかったのではないか?

と、思っています。



これは批判ではなく、この中を生きていくということを自覚して、自ら対策を取る必要があるということです。

落ち込んだり、深刻になる必要はないと思います。
どちらも、創造性と免疫力を下げます。

不安、恐怖。
免疫力を下げ、思考停止状態を作ります。

そんなのは、余裕がある人がやることです。


私たちは、たくましく笑いながら生きていく必要がある国で、これを経験することになったのを理解する必要があると感じています。

それにね。
いっても、恵まれた状態に、私たちはいます。
エクアドルとか、インドとか、調べてみてね。

アフリカにこのあと何が起きるか、調べてみてね。

日本は、助ける側にまわれたはずなのに、その名誉を放棄したことが、私は残念です。


まもなく、ゴールデンウィークがきます。
きっといいお天気です。
そろそろ、自粛に疲れてきました。 

「これくらいなら大丈夫だろう」ときっと思います。


なので。

このあと、つづけて。
ある医療従事者の方が書いてくれた予防、ここに気をつけてという内容を、このあとつづけて、シェアします。