この世の奇跡

突然だが、今日は、この世の奇跡のはなしをひとつしよう。

思い出したのだ。
私について、「奇跡だ」と、人が言った話。

私の結婚。

何人かの人が言った。
奇跡だ。

結婚式に出たある人が、奇跡の瞬間に立ち会えてよかったと、後から冗談まじりにメールしてきた。


私も奇跡だと思う(笑)

よくいたよね、こんなに私のことが好きな人と思う。

私は、はっきり言って悪妻だ。
普通の奥さんがしてあげそうなことは、ほとんどしない。

時折、私は廃人レベルのポンコツになる。
1日2日、体がフリーズして、何もしなくなる。
彼は、あたふたせず、私をほったらかしてくれる。
彼自身は普通に、鼻歌を歌ったり楽しそうにしている。


私は、パソコン仕事に集中すると、彼を忘れる。
彼が帰ってきたことにすら気がつかない。
彼は、文句を言わない。
ただ、ひとり普通に過ごしている。

彼は、私に巻き込まれない。


彼が、私のある友人に言ったらしい。
私がいない人生は考えられないと。
もの好きがいたものだ。


好きにやれと、彼は言う。
まんまそのまま、私を受容している。

彼の存在もまた、ジーザスが私に見せた、この世の奇跡のひとつだ。



ところで。

ギレアド(ギリアド)の乳香という黒人霊歌がある。
ギレアドは、旧約聖書に出てくる地名だ。
歌は、ギレアドには人を癒す乳香がある、という歌だ。


最近、世界的に話題になっている病気の薬の治験がすでに始まっている。
重症者の人に使われはじめていて、4月には、ある程度のデータが出る。


それを作っている会社の名前をみて、およ?と私は思った。
そして、この薬は効くんじゃないか?と何となく思った。