大問題発生:星の王子さまへの道のり

大問題が発生した。
お菓子問題。

私の十年来のある友人にお願いをする時、私は必ずお菓子を持参する。
彼女にお願い事をする時は、お菓子がマストアイテムだ。
私は、彼女の好きそうなお菓子を、真剣に選び、だいたい当たる。

友人は笑うが、お菓子を持参した時の私のお願いは断らない。
あとは、楽しそうな話なら、少々、お金にならない話でも断らない。

私はそんな友人が好きだ。


今年に入ってから、あれ〜?と私は思い始めた。
どうも、自分も同じ傾向があるのではないかと。


私は、そこにお菓子がある場所であれば、割と喜んでいくし、ご褒美に甘いお菓子が頂けることであれば、多少しんどくてもやる。

やっている、ということに気がついたのだ。

仕事だけではない。

日本のワークショップより海外のワークショップが好きな理由も、海外のワークショップの方が、美味しいお菓子が用意されている率が高いからかもしれないとすら感じた。

日本にはないドーナツとかね、クッキーとかね。


まずい!これは大問題だ!と、私は気がついた。

どうする?
星の王子さまが、大量のお菓子を生んだら?

違う、私が欲しいのは、あふれんばかりのお金だ!と、私は思った。


求めるものが与えられる。
望むものが手に入る。

それらは必ずしも言語化されているとは限らず、言語化された願いより、深い願いが往々にして存在する。
そして、優先されるのは、深い願いだ。
自覚してようがしてまいが、願いはいつもそこにある。


お菓子じゃないよ、お金だよ!
お菓子を生む文章じゃない、お金を生む文章だよ!と私は思った。


確かに、私は、お金よりお菓子が好きだ。

よくあるパターンだ。
好きなことが問題。
アウトカムが問題。

ご本人、それが問題だと気づきにくい。
だって好きだから。

これは大問題である。


どうやれば、お菓子よりお金が好きになれるか?


最初の課題は、そこである。
この大問題の解決に、私は挑む。

お菓子で喜ぶな、お金を、お金を喜べ!

さて、どうする?