業者提携内容

人手が足りない。
必要なリソースを持ち合わせない。
そういう時にアウトソーシング(外部委託)は便利だ。
しかしながら、アウトソーシングは、無料ではない。
対価が必要だ。

私が今回、アウトソーシング先に選んだ先は、業務を行うにあたり、条件を持っている委託先だった。
お金はいらないというが、別の条件を持っていた。


条件とは、その業務を行なったのは、私自身ではないとはっきりさせろということだ。
自分の力では、私はそれを行えなかった、自分は無力であると、はっきりさせろということだ。

そして、しょっちゅう褒めてくれということだ。
私のアウトソーシング先の大きな特徴のひとつは、褒められるのが好きなことだ。
褒められると能力を発揮する。
お調子もんなのかもしれない。


そして、喜ぶ人を見るのが好きなことだ。
口癖は、「喜びなさい。」
笑顔が好きなのだろう。
そうね、楽しく働きたいわよね。


さらに、信頼関係を重んじる。
信じてくれなきゃ、仕事はせん、という。
その委託先は、「信じる力」を利用して業務を行うから、まあ、信頼関係は重要だ。


そして、自分の噂話をされるのが好きだ。
こんなでね、こんなでね、と、話題の中心でいたい。
自分のいいところを言いふらしてもらいたい。
いかにすごいかを話してもらいたい。
アイドル気質?そうかもね。


私は非常に立場が弱いため、OK、OK、その条件を全部飲みましょうと答えた。
仕方ないわよ。


それが、ここまでの話だ。

業務提携をして、2日。
私は、契約内容に基づき、提携先の噂話をし、提携先を褒めはじめた。
人が幸せな話、自分が嬉しかったり、幸せだったりした話。
笑える話。
温かい気持ちになる話。


そして、私は気がついた。

これはなかなか大変である。
毎日、いいことが起き続けなければいけない。


そして、私は、また気がついた。

つまり、提携先は。

私に、もっともっと幸せになりなさい、君がもっともっと幸せでいる時に、毎日、誰かの幸せを願う時に、君の周りに幸せが広がった中で、君の願いを叶えてあげよう。

そういう条件を出してきたのだと気がついた。

奇跡のような人生を過ごしなさい。
誰もに、提携先が素晴らしいとわかるように。

ただ、君が幸せでいてくれればいい。
そうすれば、願いを叶えてあげよう。


それが、相手が出してきた条件だと気がついた。


さすが、その辺のアウトソーシング先とはわけが違う。
出してきた条件は、幸せでいろ、だ。
そうして、幸せになる方法、願いを叶える方法を、他人と分かち合い、みなで楽しんで欲しいということだ。

そうすれば、他には何もいらないというのだから、そりゃ、褒めるくらいはなんぼでも褒めるわ、と、私は思った。

さすが、提携先は愛と喜びの本拠地である。


提携先が行う業務や、提携先が出してくる条件は、他にもあるが、私には向いていないと判断したらしく、私には、それは提示されなかった。

ただ、幸せでいなさい、笑っていなさい、楽しく笑顔で生きなさい、という感じだった。
周りの人も幸せにしてあげよう、幸せな話は人の心を温めるから、どんどんしなさい。
分かち合いなさい。


笑っていなさい。
ほうれい線にもお気遣いいただいたようである。
笑わないと、シワできちゃうからね。


私は、業務提携内容を見直し、そして、素晴らしい!と言った。
お礼に、ゴスペルの大好きな曲を一曲、歌っておいた。
それから元気よく、アーメン!と言った。


できない内容は、そこには含まれていなかったからだ。
自分の周りに幸せな人が増えるだけだ。

それを、ただ、今までどおり、書き続ければいいだけだ。


幸せな人がどんどん増える。
それが、今回、私が、ジーザスにお願いして、神さまとした約束だ。

多分、読むと幸せになる本を書いてくれるのだろう。
そうね。それしか書かないわね。



私は、ここまで書いた話を、違う言葉に変換することもできる。
概念の単語を変更することもできる。

このアウトソーシング先に関わる話の表現に関しても、いろいろやってみるのが、今回の実験の裏テーマでもある。

これはあかんという時は、提携先が知らせてくるだろう。

今のとこは、大丈夫。
人間のことは知らない。
私は今回、人間とは業務提携しなかったから。

本は、ひとりで、書くものだから。

だからこそ、神さまアウトソーシングを利用するのだから。

世界的ベストセラーを過去に生み出した実績があるところに。
しかも筆者は、前半は学のない人々だ。
よう書けたわ。
そして、書いてから千年以上、売れ続けてるのだ。


ほれな、ヨコシマでっしゃろ?笑
大丈夫、私がヨコシマなのは、提携先は知っている。


アーメン!