平家物語

祇園精舎の鐘の音
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
栄者必衰の理を表す


最近、政治ニュースを見たり読んだりしていると、頭に浮かぶのは平家物語。
脳内BGMは琵琶。

見果てぬ夢を見て破れた平清盛が浮かぶ。

霞ヶ関は壇ノ浦に見える。



私は、政治を見る時、見えてる事象より、これが起きたことで得をした人は誰か、変わる流れは何かにいつも興味を持つ。
事象は、どうせ本当のことは表には出ない、わからないと思っているからだ。


どうでもいい、もっと他のことを話し合ってくれと思う、話し合うこと自体が税金の無駄使いにしか見えない事件を延々と見せられているので、せめて楽しむことにしようと、歴史ミステリーを空想しながらニュースを見る。
ただまあ、この場合、時間をだらだらかけていることに大きな意味があるような気もする。
今起きていることの火消しに時間がかかるとできなくなることがある。

見果てぬ夢。
そこにもまた、ものがたりがありそうだ。