外出恐怖症になった夫の母、その後

外出恐怖症になってしまった夫の母の話、その後。


昨日、夫の母に電話がつながらず、しばらくしてから折り返しがあった。

梅田(大阪駅周辺一帯の地名)に行ってブラブラしてきたのだと言う。

先週は、久しぶりにお友達と外食もしたらしい。


夫の母は言った。

「友達にね、言われたのよ。あんなにお出かけが好きだった人が、外に出たくないっておかしいわよって。それで、ああ、私、おかしくなってたって気がついたの。」


お友達、ありがとう〜!!!!!


私は、「そうですね、おかしいですね」と言った。


お友達、ありがとう〜!!!!


そしてそれから、私は、近所で聞いた話をした。

近所の小学校で流行病に感染した子供が出た。

すると、子供が同じクラスのお母さん達は教育委員会に電話した。

お母さん達は訴えた。

「うちの子は感染しても構いません。いやすでに、感染してるかもしれない。どうせ大したことはありません。それより、仕事をどうしてくれます?休めませんよ。子供は学校で預かって!」


私はゲラゲラ笑った。

「たくましいでしょ?」

夫の母も「大阪やなあ」と笑った。


それでどうなったの?と、夫の母が聞いたので、私は、何がどうだか知りませんが、クラスの子供たちは、濃厚接触者じゃないという判断になり、誰もPCR検査を受けなかったので、クラスターも何も起きませんでしたと言った。


夫の母はもう一度、「大阪やなあ」(今度は適当やなあという意味)と笑った。



体の健康も大事。

心の健康も大事。