腰痛肩こり四十肩*ヨガレッスン記録

ほんとにね、ヨガが体にいいことを、そこをもっと早い時期から打ち出してくれていたらね、私は腰痛と肩こりからもっと早くに解放された!と先日、思った。

子供の頃、ヨガはおばあちゃんのするものだった。
友達のおばあちゃんが通っていた。

大人になり、再びヨガという文字を目にするようになった頃、そこには精神性を高めたり、悟りを得たり、宇宙とつながったりが付随していた。
ヨガの効果として前面にでていたのは、精神性と心だった。


先日行った美容院でも、職業病の腰痛に悩むという美容師さんが言っていた。
ヨガね、結局、最後は宇宙とつながるとか先生が言い出しません?
それが嫌なんですよね。
だから、自分はヨガにはいかないんですよ。

私は言った。
ここのヨガ教室は大丈夫。
先生がふわふわしてないし、シニアもいるから、そういうこと言わない。
ヨガ、腰痛治りますよ。


同じような会話を、私はこの2ヶ月くらいで10人くらいとした。
そして、ヨガ人口をすこしだけ増やした。
私は、肉体的な効果を必要とする人に言いふらした。
腰痛と肩こりにほんとにいいと思ったのだ。
ある友人は、四十肩が治ったと言っていた。
ヨガでダイエットをしてる子もいる。

精神的には、彼らは問題はない。
抱えているのは、体の痛みだった。

40すぎる頃、人は分かれる。
生きるコツを覚え、苦しさから一気に解放され、楽に生きられるようになる群と、生きることの苦しさが増す群だ。

だがしかし、楽に生きられるようになった群も体は痛い。


私は、仕方ないの、と思った。
ヨガが生まれた時、きっと、ヨガを作ったおじいちゃんやおじさん達は、腰痛とか肩こりはなかったと思うの。
だから、ヨガを使った現代人が、おおこりゃ、腰痛にいい!とか気がつくまで、そこは打ち出されなかったんだろうな、、、。


体と心は繋がっているから、体がよくなれば、心は必ずよくなる。
副次的に。
呼吸が整えば、心は落ちつく。
副次的に。

そういうもんだ。
私は、自分が教えることがあるレイキについてと似たようなことをヨガに感じた。

レイキは、心はたしかに落ちつくが、体にいいのだが、副次的な効果であるはずの心の効果が前面にでて、宇宙とつながるツールみたいなことになっていたのが私は、非常に不満だった。
早く終わりますように、スピリチュアルブーム、、、と願っていた。

宇宙という単語は、そのツールが届く必要がある人から人を遠ざける、、、と、私は時々感じていた。
その単語にシンパシーを感じる、ふわふわしたファンタジーかSFを深いところで好む層か、仏教思想が深くにある人以外に、ツールが届きにくくなる。

同時に、宇宙とつながる、というフレーズには、二つのトラップがある。
まず、その、宇宙が何を指していて、どこにあるかが、人によって異なること。
この場合の宇宙はメタファーだ。
次に、つながる、という表現には、繋がっていないという前提がある。

どこにあるかわからないものとは、繋がってるか繋がってないかすら確認できない。

だから、人は、繋がろう、繋がろう、と無駄な時間を費やす。


話はそれたが、ようするに、ヨガは腰痛、肩こり、四十肩などに非常に高い効果を発揮する模様。

素晴らしい。