冬休み2:叔父退院

 

本日、叔父、退院。

ほんまに意外に命は大丈夫なようだねと、一同、確認した。

(けど、本人は死ぬほど辛かったらしい。)


退院が決まった日、私は、明日から冬休みだと実家に宣言した。(だから連絡してくるなということ。)

教会にも、明日の礼拝は休むと連絡した。


全部から離れて、ひたすら寝たかった。

神さまに頼んでみたけど無視されたので、私は自ら無理やり休みを作った。

自分でやればよかったのだ。

そして、休める条件である、周囲が平和であることはそこにはあった。

どうも、ありがとう。



今も、私個人の暮らしには、まだ幸い、以前との変化はほとんどない。

仕事のペースも変わらない。

外出が減ったくらいだ。

精神的にも変わりないか、むしろ、図太くなってるのを確認できたくらいだ。

何があってもなんとかなるやろと感じている。

若い間にどん底を見ておいてよかったねと、たまに思う。


けれど、私個人の世界を外に開く時に、いろいろある。

そして、世界は閉じておけない。

人は助け合うものだ。

私にできるのはささやかなことばかりだが、手が届く場所には手を伸ばす。

手を伸ばさなくても、向こうから来ることもある。


人はひとりで生きていない。


ともかく、寝て起きたら、スッキリしていた。


夫が、冬休みなら、いよいよ家を掃除するのか?と聞いてきた。

昨年の年末、当初、冬休みは掃除の予定だったが、忙しくて全部潰れたので、大掃除の時間はなかったのだ。


そのうちね、と、私は言った。