Psalm46

Psalm46.

AKB48みたいだが、グループ名ではない。


いつもの美容院に髪を切りに行ったら、いつもと違う奥の小部屋に通された。


座った鏡の上に、黒板にチョーク書きの文字のデザインの額が飾ってあった。

隣には、銀色の五芒星のアート。


なんとなく目をやると、そこに書かれていたのは、Psalm46と、Our God is ALMIGHTY(私たちの神は全知全能)の文字。


げ!と私は言った。

この前の日曜日、礼拝をサボって遊びに行ったからか!?、ここで礼拝しろか!?と思ったからだ。



美容師のお兄さんが、どうしました?と言ったので、私は、なんでここだけ聖書?と聞いた。


ご丁寧にお星さままで。


お兄さんは、ああ、聖書なんですか、知らなかった、内装デザイナーさんが置いたんですと言った。



このような偶然を、メッセージと受け取るか受け取らないかで、人の人生は変わる。

違いがでる。


ほんとよ。


節の一節に、鎮まって神を知ると英語で書いてあったので、私は、深呼吸した。


それから、私は、ああ、そっか、大事な作業を忘れていたと気がついた。

私、まだ、これは祈ってない。


私は髪を切ってもらいながら、祈った。


神さま。

私を富裕層にしてください。

ジーザスの名において、お祈りします。



神さまアウトソーシングは、いや、神さまアウトソーシングだけではなく、全ての願いは、必ず、自身がそれが欲しいと言語化する必要がある。

理由は言語化する必要はない。

理由は過去だ。

言語化する必要があるのは、未来だ。


特に神さま。

欲しくないもんはくれない。

神さまは、喜ばせたいのだから。



私は、お金をくれではなく、私を富裕層にしてくれと祈った。

そしてそれから、もっと早く、私は気がつくべきだったと思った。


私、について、私は願わなくてはいけなかったことに。

お金や黄色いバスについてではなく、私について。



神さまは味方なのである。

わざわざ教えてくれた。


はい、決まった!

人に運はあげてしまったかもしれないが、運より強力なものが私にはある。


運か神さま。

どっちが強いかと言えば、そりゃ神さまだ。


私のブログは、嘘つきの日記にはならない、と、私は思った。