意識のタイムトラベル
この秋の夜長は、SFドラマ鑑賞オンパレード。
タイムトラベルものに、宇宙トラベルもの。
どうやら、私の潜在意識は、時空を操るメタファーを探しているようだ。
鑑賞するドラマや映画、読む本、聞く音楽、匂う香り、食べる味を甘く見てはいけない。
潜在意識は、それらを体験し、記憶し、そこからメタファーを生み出し、そして生み出されたメタファーの力は人生すら動かしてしまうのだから。
必ずしも、現実に自分が体験しなくても、脳や潜在意識は、それを体験として記憶できる。
作られた記憶を実体験として持つ人は、ざらにいる。
幼少期や生育過程の記憶など、誰の記憶も、うそにまみれている。
意識は重要だが、意識を構成する上で大きな要素になる記憶は、日々、日常で作られる。
どこまでいっても、大事なものは、今日一日だ。
ともかく、私は、時空を超えることができると自らの体が信じこめる状態を作ろうとしているような気配がある。
頭は知ってる。
時空は、現在の科学では超えられない。
しかし、体がそう信じこむことは可能だ。
体験すればいいのだ。
すると何が起きるかは、まだ知らない。
潜在意識がすることは、常に最善であるはずなので、まあ、なんかいいことを起こしたいのだろう。
タイムトラベルもの、宇宙トラベルものには、二種類ある。
肉体そのものが時空を超えるパターンと、意識だけが時空を超えるパターンだ。
人間が考えることだから、きっとそのうち、いつか、現実になるのだろうが、まあ、もう生きてはいないだろう。
タケコプターが、人生に登場する日が現実になるなんて、思わなかった。
なんでも、現実になるのだろう。
きっと、ほんとに。
ともかく、私の潜在意識は、新しいメタファー構築の作業を、最近はしている様子だ。
秋の夜は長いから。