優しい町
緊急事態宣言中、知事のブレイクもあり、実にまじめに自粛に励んだ私の地域。
いらち(短気)な人が多い、実益主義な町でもあるので、思いやりというよりは、パッとやってしまわんと、ダラダラ大変なことになるで、チャチャっとやってしまおうと考えた人が多いような気もする。
しかし、最初はちっとも自粛な気配はなかったのに、知事が頑張ってる!という理由だけで自粛をはじめた人も多かったような気がするので、人情の町ではある。
シニアは特にそうかもしれない。
それで、緊急事態宣言がとりあえず解除になり、町の雰囲気はどっちに転ぶかなと思っていた。
結論からいくと、町の雰囲気が優しい。
もともとのんびりした所ではあるが、雰囲気がいつもに増して、柔らかい。
店員さん達の笑顔も、いつにも増して、素晴らしい。
なんか、町の人は、どんどん優しくなっていく気がする。
怖がりながら進むより、励ましあって進む方がいいものね。
同じ船に乗っているのだから。
しばし、海は凪いでいる。
肩の力を抜いて、次の嵐までは、リラックス。
短期決戦の話ではないから、もし、今日明日の衣食住が確保できているならば、無理やり力を抜くのを覚えないと、心が疲れる。
これは、がんばりゃいいという話ではない。
全部の地域で、今日は解除なのかな?
よかった。
それにしても、空は綺麗だし、今日はいい日だなと、私は思った。