弱みを強みに
昨日、熱を出した。
小さい頃から、熱はしょっちゅう出る。
皆勤賞にはほど遠く、社会人になってからも、熱で休むことはままあった。
急に熱が出て、だいたい一晩でひく。
家族は慣れてしまい、熱を出した私に優しい人はいない(笑)
以前、何人かのお医者さんは、だから、あなたは大病をしにくいと思いますよと言っていた。
自分の体の浄化機能が強いのだろうと。
そうは言っても、ちょっとがんばる、いやがんばらなくても熱を出す無理がきかない体は、私の弱みだった。
今朝、だけど、、、と気がついた。
私は気が強い。
繊細な感受性はしているが、たくましい。
私のプライベートの周囲を囲む人も、みな気が強い。
そして、そこに働くのは、強者の理屈だ。
私は、寛容とか優しいとか言われることがあるけれど、それは、体の弱さがもたらしたものではなかったか?と、今朝、気がついたのだった。
つまり、弱みが私を助けていたのでは?と。
死にかけたのもあるけれど。
悲しいだけで人が病気になって、命まで落としそうになるなんて、それまた、経験しなければわからなかった。
熱も、死にかけたのも、体だ。
私の気持ちは強くたくましいかもしれないが、私の体はたくましくも強くもない。
弱みだ。
弱みを強みに、今朝、そう思った。
これだけではない。
自分の持つ全ての弱みを強みにできたら、そうなのだと気づけたら、人の持つ強みの数は一気に増える。