ほとんどSFなリアル
次回の地球の氷河期や気候変動期、地球の活動期は、まじで、人類ピンチだろうという話を、秋の夜長の暇潰しに夫とした。
グレタちゃんが怒っていたねというのが、話の発端だった。
そりゃそだね、CO2の排出量目標達成は70年かかるとかいう国が登場したら、やる気ないやろとなるわね、と。
早い国でも20年とかだったから。
気候変動の理由が、本当に人間にあるかは、私はやや疑わしいとは感じている。
地球の事情じゃない?と思っている節はある。
所詮、人間は、地球に寄生してるに過ぎない存在だから。
と、私は思っているから。
しかし、CO2がよくないことは事実だろう。きっと。
ほんで、人間でどうにかできるのは、CO2くらいのもんなんだろう。
けれど、目の前にやばい現実が登場するまでは、人は本気では想像できないのかもしれないねえと。
今、やばい現実は他にいくらでもあり、未来は後回しになるのかもしれないねえ。
ところで、本を読んでいると、ホモサピエンス以前は、二種類以上いたらしい人類が、現在、ホモサピエンスしかいない。
ネアンデルタール人とのミックスの遺伝子は、まだ残っていることは、コロナのおかげで知ったけど。
前回の気候変動時は、そもそもアナログな暮らしをしていたから、生き延びれたんだろうけど、今、私たちは火すら自分では起こせないかもしれないから。
都会では、電気がない暮らしができる環境すらもない。
家を捨てるのも、いまや大変だ。
前回、そこにはなかっただろう国境が次回はあり、国を移るのも、荷物をまとめて旅に出ればいいというもんでもない。
おそらくは、セーフの場所にある国は、入国規制をかけるだろう。
直感と知恵や勇気だけで生き延びれた頃のようにはいかんだろう。
まあ、海面上昇だけなら、日本は国をぐるりと高い堤防を築くぐらいはやりそうな気がする。
宇宙ステーションに避難して時間を稼げる人も、そないに多数ではないだろう。
別の惑星移住は、さらに狭き門だろう。
本気で準備をしている国がいくつかあるようだが、それはその国の人達対象の話だろう。
民族としての生き残りに命をかけている民族の国の人たち。
世界の片隅で生きる夫婦の会話が、もうSF。
Netflixのよう。
ある意味、面白い時代に生きてるなと思う。
歴史を見ると、紀元前5000年くらいから記録があるから、少なくともこの一万年弱、気候に大きな波はなかったようだ。
ぼちぼち始まっても、おかしくはない。
まあ、隕石一発でも簡単に起きる話だ。
それでもまあ、自分は生きられるところまで生きられればいいというのが、私の中でははっきりしているので、宇宙移住はないなと、私は言った。
地球人として人生を終えるわと。
おかげさまで、地震の恐怖もない。
明日、人生が終わっても、後悔はゼロだ。
おつかれさ〜ん!という感じ。
子供がいたら、その子は宇宙船に乗せようとするだろうけど。
アフガニスタンの空港で、赤ちゃんだけを飛行機に乗せようとした、たくさんの親のように。
そんな中、ただいま、世界のあちこちで、考えられんレベルの天才赤ちゃんやちびっこが登場しているようだ。
ニュースでチラチラ見る。
彼らがなんとかする気がせんでもないので、せめて、減らし方がわかっているCO2の排出量は、70年と言わずに、10年20年くらいで片付けておいてあげた方がいい気はする。
時間稼ぎに。
軍事費から予算回せばいけるはず。
戦争は、地球が穏やかな時に好きなだけやりゃいい話で、もう、無駄金を使って遊んでいる場合じゃなかろうという気はする。
ああ、SF。
さて、小さな日常を始めよう。