参加できないのでせめて話を。

 社会派のはなし。


最近、何回か言われた話。

私は中にいるので、日曜日の夜まで、あんまり自覚していなかった。


「なんか、最近、大阪は別の国みたいに感じる時がある」がそれ。



選挙結果を見て、私は吹いた。

他の地域と違う話がそこに起きていたからだ。

ある党がほぼ独占していた。

全勝だったらしい。


当選者が、ある党の候補者ではなかった投票区は、ある党が候補を立てていなかった。

代わりに、別のある党が独占していた。


大阪の小選挙区を2党で独占だ。


この2党は、世で騒がれていた話とは全然関係ないローカルなことで、ローカルに協力関係にある。



ちなみに、私は、ほぼ独占したある党には投票していない。

そもそも、自分の選挙区ではある党の候補者が立候補していなかったからだ。

与党も野党第一党もいなかった。


出来レースやんか〜、つまんな〜いと、私は最初から言っていた。


そして、現職は、まだ若くて、ちゃんと一生懸命仕事している人だった。

世襲でもない。


国会議員は、勝手に党を変わったりするから、人で選ぶとするならば、わざわざ他の人に変える理由がないと私にも思えた。

ほんまにまともな人。


ご本人がやらかさない限りは、しばらくこの人だろうと推測される。


なんて、つまらない安定した投票区。


そして、まともな候補者は現職しかいなかったように見えたので、私も現職に入れた。

つまんな〜いと言いながら(笑)


ほかの候補者は、不満たらたらか、または、お花畑みたいな話をしているように見えた。


政治は現実なので、理想は必要だが、やれる話をしていただきたいというのが、私の  考えだ。


戦っていくものは、魑魅魍魎に満ちたものだ。綺麗事では無理よと、思う。



さて、ここからは、中にいる私の推測だが、大阪の当選者を独占したある党への票は、個人からの「ありがとう」が多かったんではないかと思われる。

この一年半に対してもあるし、ここまでもあるし。


少なくとも、知事の顔や人気だけではないと思う。

全国メディアのそういう報道を見ると、どこまで幼稚やねんと思う。


あんな。

あほちゃうで、大阪の人。

個人主義の人の割合は多いかもしれない。



知事人気で投票結果が決まるなら、都構想も可決されたはず。


もしも他の地域と違うことがあるとするなら、役所の人の態度が目に見えて親切になったとか、住所が変わるかもしれんとか、高齢者の市バス代が無料じゃなくなったとか、私立高校の授業代まで無料になったとか、コロナ禍水道代が無料になったとか、数年の間、「政治が生活に影響していること」を、誰もが感じやすい状況にあったからかもしれない。


知事と市長は、大阪は貧乏なのでと、自分たちのお給料を減らしたのも、誰でも知っている。



というわけで、不満から投票したのではなく、どうかこのまま進めてください、という信託というか。


彼らは10年前から動きはじめていて、地域の中ではあるが、すでに利権を潰した後だ。


彼らがやることは割と高齢者に手厳しいので、賛否両論ある。

高齢者が独占していた予算の分配を子供に振った。


高齢者からの人気は低い、はずだったので、この選挙結果には、私はやや驚いた。


けれど、彼らは動き続けて、実践する姿を見せ続けてきた。

未来に生み出したいこと。


街の賛否は分かれているが、それで人が分断してるわけでもない。



そして、この一年半、街は暗くはならなかった。

(これには、大阪弁で、毎日テレビで語り続けた昭和な男前の顔の知事の力は、もしかしたら、大きかったかもしれない。外に出れなくなった高齢者は、ワイドショーを見ていただろうから。)



だから、不満をつついてきた他の党の候補者が勝てなかったのではないかと思う。


すでにぐちゃぐちゃになり嵐が過ぎた後であり、しかもこの一年半のありがとう、があったからだ。



しかしまあ、私自身は、それすらも関係しない地域の住人。

つまらん。


だから、俯瞰して見てみた話。

ちょっとは参加したいやんか!笑