夫婦会議
夫婦会議。
お題、私のブログ。
夫は、私のブログの読者だ。
私達が付き合うことになった前から、私の書くものをお読みになっている。
夫が先に好きになったのは、私本人ではなく、私の文章だ。
そういうわけで、今でも彼は私のブログを読んでいる。
私が夫に確認したのは、最近のブログの内容は、以前と比べてどう思うかだった。
話の内容の傾向が変わってきたのは、自分でわかっている。
「そりゃ、今の方が面白い」と夫は言った。「文章がイキイキしてる。」
私が考えたのは、自身の仕事との兼ね合いだった。
政治の話が絡むことを書くこと、自分の意見を書くことが、仕事のプラスになるとは思えなかった。
クライアントさんとは、そういう話はしない。
個人の主義思想信条を、普通、私のような仕事をする人は表に出さない。
集客の邪魔になる。
私のブログは、私の日記だが、どこを切り取るかは調整がきく。
クリスチャンになった話も最初は書くつもりがなかった。
ただ、書いてみたら、ウケがよかったので、続けて書くことにした。
ウケればなんでもいい。
「今の方が面白い」と夫はもう一度、言った。
私は、「明日もこの方向性でいいんかな?」と口にした。
夫は「その方向性でいい」と言った。
私は、セッション、と思い、それから、「このブログで構わない人のセッションだけしてりゃいいのか」と言った。
セッションとブログを天秤にかけて、優位に立ったのは、ブログだった。
なんとも、書きたい、が、話したいに勝った。驚き。
それは、口から生まれたと言われた人が、話すよりも書くことを選んだ日だった。
同じ日、私が好きな同じ歳のアナウンサーが、ラジオでオリンピックの話をしているのを聞いた。
ユーモアたっぷりに。
話せるギリギリまで、その人が知る内幕を。
それを聞いて、私は、思った。
今、自分が感じることを、書こう。
そして、そうしなければ、後から、私はとんでもない後悔をすることになるだろうと、少しだけ思った。