通常運営
日記。
世が通常運営に戻るのに合わせて、私も、本日から通常運営に。
私の場合は、個人的な秋の都合でペースダウンしていたのを、元のペースに。
仕事が溜まっている。
さて。
今日の話は、この一年半、ずうっと通常運営していた人たちの話。
私は、一年以上、駅前の商店街を観察していて、下町っちゃたくましいなと思ったことがある。
それは、商店街のお惣菜やさんと、天ぷらやさん。
ついに、その2つのお店は、通常通り、店先のざるの上に天ぷらやお惣菜を、いつも通り、ラップはかけない状態で並べ続けたまま、今日を迎えた。
そしてですね、下町ってたくましいと私が思ったのは、夕方、私がそこを通る頃には、ちゃんと売り切れ間近になっていたことだ。
いつも。
お惣菜を挟んで、お店のおばちゃんと、近所に住んでいるのだろうおばあちゃんが世間話を繰り広げており、間違いなく、飛沫はかかっているはず(笑)
すごいな、と、私は思っていた。
もちろん?、もちろん、それらを、私は買わなかった。
買う勇気はなし。
その商店街にあるたこやき屋さんに至っては、ついぞマスクをしないまま、昨日に至っている。
そして、たこやきは売れていた。
たこやきやさんは、私が把握している限り、近所に5軒あるので、そこで買わずともいいのだが、そこのたこやきは普通に売れていた。
謎だわ!と、私は思った。
眉はひそめない。
面白がっていた。
そして、それらをケタケタケタケタと笑いながら、世間話のネタにした。
同調圧力が、働いていない商店街について。
なんちゃらリテラシーは低いかもしれないが、そんな塩梅だったので、私は割と気楽にすごせた。
変わらぬものに、ホッとしたりしていた。
ディスタンスは、果てしなくとっていた(笑)
さて、今日は金曜日だ。
きっと、早速、飲んで帰る人々が登場することだろう。
昨日、私は夫に言った。
「どうせ、みんながばあっと遊んで、またしばらくしたら、ばあっと流行って、自粛せなあかんようになるやろから、今のうちに、どっか行く?」
夫は、「君のような人たちが、感染者を増やすんや」と笑った。
私は、「そやけど、自分が動こうが動くまいが、人は動くから、どうせまた増えるで。ワクチンは半分の人しか打ってへんし、早くに打った人は効果が下がってくる頃やろから、もう一回くらいは波があると思うけど。薬、間に合ったらええけど」と言った。
夫は、笑った。
私は、「また、じっとせなあかん時期もあるかもしれんから、今のうちに、息抜きして遊んでおこうよ」と言った。
夫は、「仕事が溜まってるから、しばらく戻られへんで」と言った。
なんともノリが悪いと、私は思った。
しかしそれもまた、変わらぬもの。
そして、私は、溜まった仕事があるので、どっちにしても、自分はしばらく遊びはお預けで仕事せなあかんと、気がついたのだった。
通常運営だ。