ワクチン接種したら浮かんだこと
ワクチンの話の続きもあるけれど、ああ、私、これを感じて書くためにワクチンを受けにいったなと思ったことがあるので、そちらを先に。
私は、ワクチンを打つ打たないの選択を手伝うことはできないけれど、今、悩んでる人がいるとしたら、何を悩んでいるかを明らかにする手伝いはできると思ったので。
そしてそれは、一見、不安や恐怖のパッケージに包まれているかもしれないけれど、とても喜ばしいことが中に含まれているとわかったので。
昨日の夜、副反応が出ながら、その最中に、ふわりと浮かんだその想いに、私はとても幸せな気分になったのです。
ああ、私、生き残りをかけて、リスクを取ったなと。
これは、人によって条件が違います。
体の状態は人によって違うから。
ウイルス感染のリスクと、ワクチンの副反応のリスクを天秤にかけた時、どちらがよりリスクが高いと判断するかは、人によりけり。
私自身は、絶対に重症化はできません。
お医者さんは「あなたは絶対に打ちなさい」と言いました。
重症化することは、自分の現在のコンディションを考えると、命取りになります。
そして、まだしばらくは、この流れは続くだろうと判断しているのだと思います。
行動制限は、この夏から緩和されるでしょうが、体力に自信がある人たちが勢いづくだろうから、都会にすむ自分はリスクが上がると判断したのだと。
私は、ああ、生き残ろうと体が頑張ってると思って、それはつまり、生きていることが喜びなのだ、人生を大事に感じているのだと、理解したのです。
まあ、体調が元に戻るまでに、一年くらい時間がかかったので、こりごりだというのもあるけれど。
命などどうでもいいと感じていたなら、ワクチンもウイルスも、ぶっちゃけどうでもいいですもんね。
その気づきを通じて、不安を感じたり、恐怖を感じたりするその奥にあるものは、命が大事だ、人生が大事だという、その人の生きる力そのもの、生への喜びではないかと、私は思ったのです。
ネガティブなわけでも、意気地が無いわけでも、繊細なわけでも、情報に振り回されているわけでもない。
頭が悪いわけでもない。
他から提供される選択肢の中から、自分主導で選択することは得意じゃない人が多いかもしれません。
自信を持って、不安や恐怖を感じたらいいと、私は思ったのです。
不安すぎて病気にならない程度に。
それは、その人が、自分の命を愛している、自分の存在を愛している現れだと思ったのです。
私は過去に一度、自分の存在、自分の命、自分の人生そのものを否定した時期があります。
だから、過去の自分との違いに気づきました。
死のうとした自分を知っているので、生きようとしている自分に。
そういう経験がない人にとっては、違いはわからないから、ただ不安だったり、恐怖だったりだけを感じているかもしれません。
でも、それは、つまり、その人は、自分の命そのもの、自分の存在そのものについて、ずうっと愛してきたってことではないかと思います。
頭や心はどう考えようが、根っこのところでは。
それは、全てにおいて、非常に大事なことです。
自分の命と自分の存在を受容できていること。
生きることそのものを愛せること。
これってね、とても素晴らしいことだと思います。
いくらでも悩んだらいいのではないかと思います。
生きようとしてる、自分の命を守ろうとしてる、それは、素晴らしいことだと思うからです。
そして、どちらも最善とは思えない中で、よりベターな選択をするトレーニングになると思うからです。
現実の中での選択は、白黒で決められないこともたくさんあります。
それでも、より自分にとってベターだと思う方を選ぶ必要がある時に、何も選択しないことで、流されて生きていて、それが人生の不満感に繋がっている人は、少なくありません。
今回は、選ばざるをえません。
打つか打たないか。
必ず、どちらかの選択が必要です。
どちらも最善とは言い切れません。
何が自分にとってベターかで選ぶしかありません。
流されて生きることを終わりにするチャンス、自分で自分の人生に責任を持つチャンスが、幸い、日本に生きる人には、全ての人に提供されています。
これ、すごいことです。
ちなみに、私、何かのお役に立つかと思い、ワクチンにまつわる都市伝説のいくつかについては、昨夜、自分の体で試しておきました。
私の体は、5Gにも、Bluetoothにも繋がりませんでしたし、金属もマグネットも、私の体にくっつきませんでした。
驚異的に賢くなった気もしませんし、何かから何かを受けとっている感じもしません。
残念。。。
お笑いの好みも、千鳥、かまいたち、中川家で変わっていませんでした。
感受性にも変化はないようです。
あとは、5年後に死ぬかどうかくらいですかね?
これはわかりませんが、私、その頃52才なので、ワクチンのせいでなくても普通に寿命の可能性がありますので、こちらは試せません。
そして、後から書きますが、アレルギー反応が出たので、私のワクチン接種はひとまず1回で終わりです。
しばらくしたら、抗体ができたかどうかだけ、抗体検査に行ってみます。
ともかく、不安と恐怖のその奥にあるものは、力強い生きる力だと思います。
素晴らしい。
生き残ろうとする自分の生への執着を、ぜひ、感じてみてください。
自分の生きる力、命への愛、自分の存在への受容。
不安と恐怖の奥に、かけがえのない宝物を見つけられるのではないかと思います。