繋がり

日記。


やるじゃないか!大阪市立図書館!と、朝から、私は、浮かれた。


読みたいというか、読んだ方がいいなという本が何冊か登場してAmazonで調べた後に。


英語で書かれた原書は、Kindle1000円ちょいで入手できるが、翻訳版は20000円以上の値段がついている本が数冊あったからだ。

計算したら、20万円超えた。

20万円あるなら、イギリスに行って帰ってこれるし、全部を原書で読んでいたら、何年あっても時間が足りない。


何冊かは、日本語には翻訳されていないので原書でいくしかないが、すでに誰かが訳してくれたものがあるならば、そちらを読みたい。

本は、AIの自動翻訳だけでは、微妙なニュアンスがちと苦しいから、時間がかかる。

そして、この場合、私が、本から掴みとる必要があるのは、小さきところに宿る神、つまりは、些細なニュアンスだ。


それらの本は、どれも、20年以上前に出版されていた。


私は諦め半分で、図書館のデータベースを覗いた。

そして、やるじゃないか!大阪市!と手をたたいた。


近所の図書館にはないから、中央から取り寄せてもらおう。



ごめん、みくびっていたわ、と、私は図書館に謝った。

近所の小さな図書館の持っているコネクションとポテンシャル。


ホームページには、全国の他の図書館にしかない蔵書についても相談してくださいと書いてあった。

もしも、国会図書館がいけるなら、ほとんど全ての日本で出版された本が、家から歩いて3分の場所にある小さな図書館を通じて借りられるということ?


素晴らしい。

繋がりって、素晴らしい。。。