ドラクエ〜!

 


日記。


ドラクエ〜!!!


私だけじゃなかったはずだ。

人数多い、団塊ジュニア。

ファミコン第一世代。


あの音楽にまつわる、記憶、を持っているはずの世代。

音もまた、メタファーの働きをする。


あれは、選手だけではない、私達(だけではないが)への励ましだと感じたのは。

制作チームは同年代の人々だ。


(ほんで、おじさん視聴率が高かったお笑い番組の運動会と同じ子供のナレーションも。私、観てたので、笑ってしまった。)



ドラクエは、必ず、困難な状況から物語が始まる。

力もない、武器もない、お金もない。

経験値が欲しくば、こつこつがんばるしかない。

人の話をよく聞かないと、先へは進めない。

勇気を出さなければ倒せない。

知恵を使わねば謎が解けない。


仲間と力を合わせるしかない。


そして、最後は必ずハッピーエンドだ。



下手な自己啓発セミナーやワークショップより、ドラクエは人生の役に立つ(どっかに書いた)がモットーの、人生はドラクエのようなリアルRPGみたいなもんだという私には、もう、メッセージ性は十分だった。



もちろん選手を勇者に見せる演出がメインなのだろうが、力を合わせてがんばろうというメッセージがそこに入っていたように、私には思えた。


togetherがメッセージならば。


ゲームは子供時代にも興味がなかった夫には、ピンと来なかったようだが。


ゲーム音楽メドレーに、これは、クロノ・トリガー、これはFF、あれ、これは?サーガかな?とか、ひとりぶつぶつ言う私に、「知らんがな」と言っていた。


年代が上の人たちには、長嶋さんに、王さん。

長嶋さんの笑顔は、やっぱいいなあと、私は思った。

松井が支えていたのも、ジンとした。




Misiaが歌うと、君が代は、The era of  the people all around the worldに聞こえた。


いついつまでも、人類に繁栄がありますように。


いい国歌だな、と、思った。


(君が代の君が、天皇を指すように変えたのは明治政府で、この君は、もともと愛しい人のことだと、中学時代、マイカーに日本国旗のシールを貼って、白いスーツを来ていた今では存在しえない、自衛隊に入れなかったから教師になったという国語の先生から習った。)


地球とImagineもよかった。

ロンドンオリンピックのとは、また違った感じで。

もう毎回、流したらいい。



とってつけたようなイスラエルへの気遣いは涙ぐましかった。

ホロコーストは他とは違う。

いじったら絶対あかんのでかばいようはないけど、開会式の前日に、それが出てくるあたりは、悪意しか感じなかったけど。

わかっとったやろ、もっと早く。

なんと意地の悪い。。。


バッハさん、ドイツ人やしな。。。

ファイザーのワクチンのこともあるしな。

大変やったやろうなあ、裏。。。



翼をくださいもよかった。


ピクトグラムも楽しかったし、劇団ひとりのとこも。



細切れ感は、何かをはしょったのかなと思った。



途中入った大雨暴風警報の速報が、生きている時代を知らせた。



ともかくドラクエ!


世界にはばたくドラクエ(すでに羽ばたいてるけど)に、私は満足した。


オリンピックの音楽が、私は好き。

人間の優しいところ、愛、そういういいところが出てくるから。



私のオリンピックは終了。

(これはいつもそう。開会式しか、ほとんど興味ない。)


あとは、秋の平和を祈るのみ。