羽根の気配

 

自分が変われば世界は変わり、また変わった世界の中で、自分が変わる。



私は今、羽根が〜、羽根が〜!となっている。



羽根については1月のどこかに書いている。

私が羽根が一枚しかない話。


持っている羽根は、左に生えてる英語で作った虹色の羽根。


私は、右側の羽根は、緑の葉っぱをたくさん集めて、そうしてやがて、いつか、何か羽根に魔法がかかりできあがるということだけは知っていた。


全部、メタファーの話。

もちろん。



さて。


私は、二、三日前に、突然、人の中に入ることを決めて、行動した。

突然浮かんで、突然決めて、またしても、ほとんど勝手に体が動いた。


それは、SNSのあるところに、助けて欲しいと書いたことだった。


その後、私の書いた投稿に、たくさんのコメントがついた。

英語と、そして、日本語の。


私は、コメントに返信した。

英語と、そして、日本語で。


量があって、まだ終わっていない。



そして、ある時、コメントに返信しながら、あれ?と思った。

背中の右側がむずむずするよ?


そして、同時に、ある人の顔が浮かんだ。

テキサス生まれの魔法使いの顔だ。


あれ?


私は、あれ?と思ったが、何しろ、自分の限界に挑戦しながら、同時に、コメントを読んでいて(ほとんどAIに訳してもらったのだが)、新しく浮かんできたことを日本語で考え、またコメントへの返信を日本語英語ちゃんぽんで考えるのに忙しくて、あれ?を追求する余裕がなかった。


そして、返信があと少しになったところで一度休憩することにして、今。



私は気づいた。


羽根だ!


羽根が!

生えかけてる!


そうか、なんでも緑の葉っぱなんだ!と。

自分が書く、葉っぱ一枚に書けるくらいの量の文章が、葉っぱなんだと。


そして、葉っぱは、日本語と英語の両方だと。


クリーンランゲージについて書いたものが、葉っぱ。

短い文章。



ともかく、羽根が!



メタファーは、現実とリンクする。

体と心、現実と内面をつないでる。



そして、私は、1月に自分が言ったことを思い出した。

日本語として、不自然なんだ、と。


そして。


突然。


私は、そして、と、と、だ!と思った。


すると、羽根の気配がぴこぴこと動いた。



私は、頭の中で、質問をした。

実験だ。

まずは自分で。



「そして、羽根の気配がぴこぴこ動く、

そして、羽根、と、気配の時、

その気配はどこにある?」



羽根の気配は、右腕を流れた。

気配は、私の右腕にある。


体はちゃんと反応した。



いけるかもしれない。


私の羽根にかける魔法は、もしかしたら、私自身が気づくことなのかもしれない。

たくさんの人と関わる喜びの中で。


日本語の魔法。

たった一文字の魔法。


「と」


小さな小さな魔法。


それは、小さな頃から、誰のそばにもある、当たり前の接続詞。

自然な接続詞。

違和感のない言葉。


うっかりしたら、聞き逃しちゃうような。


いける。


かもしれない。


そしてまた、羽根の気配は、ぴこぴこした。