まだ言葉にならないとても大事なこと
つい最近のある平日、夫と2人で、朝ごはんを食べるためだけに、1時間近くかけて、2人が前から行きたかったカフェに行った。
カフェは、教会に行く途中にあり、礼拝に車で送ってもらう度に、その前を通っていた。
何回か早起きして寄っていこうとしたのだが、早起きはできなかった。
そもそも、私が、朝、グダグダして遅刻しそうになるので、夫が送ってくれていたからだ。
朝から前から入りたかった場所で、ゆっくり朝ごはんを食べた。
おいしかった。
その後、昼ごはんのパンを買い、家に戻った。
その後、このパンは家で食べるより、別の場所で食べたら美味しいのではないかという話になった。
雲一つない青空が広がっていた日だったからだ。
それで、パンをどこで食べれば一番美味しいかを検討し、また1時間かけて、山の中にある森林公園まで行った。
そして、少し歩いてパンを食べるにふさわしい場所を探した。
それから、広場でパンを食べた。
そしてまた歩いて、池を眺めて、その後、帰ってきた。
帰り道、実家の近所を通るので、「寄っていく?」と夫が聞いた。
私は、少し考えて、それから「今日は自分のためだけの休日にする。(だから寄らない)」と言った。
その日の終わり、私は、何かとんでもなく充実した気分で、何かとんでもなく贅沢な気分になった。
そして、何かとても大事なことを理解した気分になった。
その何かとても大事なことは、まだ言葉にならない。