50年後のNHKスペシャル
最近たまに、今、世界で何が起きているかの全容って、きっと50年後くらいのNHKスペシャル(まだNHKがあれば)を見て、はじめてわかる感じなんやろうなあと思う。
7夜連続くらいの。
ディアゴスティーニもシリーズもんを出すだろう。まだ会社があれば。
ともかくまあ、毎日毎日、世界中でいろんなジャンルのニュースが目白押しで、こんなことは記憶にない。
日本の部のタイトルは、アルファベット、カタカナ、漢字入り混じりの、Gotoオリンピック狂想曲かな。
首相がわざわざ他国の大統領の力を借りて、自国民に向けて、やるといったらやるんやから諦めろやというメッセージを出したのも、過去、記憶にない。
(本題は別の御用と信じたい。もしくは、向き合うべき(国民)と向き合うのをやめたその姿勢に、ただ情けない気持ちになっただけで済む方がましなのか。)
果たして、そこには何があったのか、どうしてそこまでオリンピックにこだわったのか本当の理由も、50年後のNHKスペシャルを待ちたいと思う。
(アスリートのためとか、たった数兆円のお金のためとか、希望の光とは、一部の人は本当にそうかもしれないが、政府が本気でそう考えてるとは、私にはどうしても信じられない。)
その時、まだ生きてればね〜、見よう。
目の前にいるのは、お腹すいた!と騒ぐ猫。
目の前には、今日も愛おしい日常。
まさに、この世界の片隅で、だな。