私が子供だった頃

今日は、父方の法事がありました。

近い親戚だけのコンパクトな祖母の七回忌。
それは、お坊さんが、祖父の戒名を景気よく読み上げ、「おじいちゃん!」と、私と母が叫ぶファンキーな始まりでした。

笑いを堪えられなくなった私と母は、場を離れ、台所で大笑いしました。
おじいちゃんの戒名よね?おばあちゃんの七回忌よね?と母は確認し、私は、大丈夫!まだ序盤だ、取り返しはつく、と言いました。

取り返しって、と、また大爆笑。


さて。
そこに来ていた従兄弟の子供のひとりが、発達障害の可能性があると言われているらしく、彼のママが心配していました。

みんなと同じようにできないその子の動きは、私には手に取るように理解できました。

私の両親は、彼のママに
「大丈夫。彼はY(私)の小さな頃にそっくりだ」と言いました。

まあ、そういうことだ、と私は思いました。
私が子供の頃、発達障害という名前はまだ存在しませんでした。

私は、彼のママに言いました。
「大丈夫。大人になればこんな感じ。」


長いわ〜、と彼のママはため息をつきました。
あいつ、めんどくさいねんと従兄弟も言いました。

みんな、がんばれ、と私は思いました。