ルーティン

ルーティン、ルーティン、自分のルーティン。
私はないなあ、と思っていました。

毎日、必ず、同じようにすること。

欲しいな。
ルーティンを持つという言葉の響きが、なんだか大人な感じでかっこいいからというのがその理由。


先日、ある質問をされました。
それは、私が文章を書いている時、どんな気分かという質問でした。


すごい静かで、まるで瞑想してるみたいな感じ。
自分の中は、ぽっかり空洞。

そんな感じですと、私は答えました。


書いている時、楽しくはないのかと続けて聞かれました。文章書くの好きでしょう?

毎日書いているから習慣になってて、好きとか嫌いとかいうのももうわからない。
でも、ずっと書いていられる。
だから好きだと思うけど、ワクワクとかはない。
毎日、文章を書くのが、当たり前のことという感じ。
ずっと書いているから。
でも、ブログは10分以内で書くと決めている。


私は、そう答えました。


起きる。
寝る。
ご飯を食べる。

それらと、日記を書く、は同じレベル。


あ、これ、ルーティンじゃない?と思いました。

そして、私は、自分の人生にルーティンがあることにワクワクしたのでした。
毎日の中にルーティンがあることに憧れていたからです。

小学生からのルーティンがあったわ!
でも、気づいてなかったわ!
最初は宿題だったから。

そして、ルーティンになったのは、アンネの日記を読んだあとだと思い出しました。
小学1、2年生の時、日記を書くことは宿題でした。
3年生の頃、アンネの日記を読みました。

思い出した。最初は日記に名前をつけた!

加えて、10分で書く、は、学校の綴り方がそうだったからだ、と思い出しました。
私が、朝ブログを書くことが多いのも、綴り方の時間が朝だったからだと。

気がついたルーティン!

とまあ、なんだか、新鮮な気分になったのでした。
気づく、の効果は偉大。

そして、質問の力も偉大。


そして、気づかないくらい当たり前にしているルーティンは、きっと誰にもあるだろうなと思ったのでした。
小さなルーティンが、人生を作っている場合もあるかもしれず、でも、当たり前すぎて気がつかないこともあるかもなあと。