頭が切り替わるのに一時間かかるのんびりした脳みそ
どうやったらいいんだろう?
私の脳に、何が起きればいいんだろう?
コーチングプログラムとは、人をやる気にさせるものである。
つくづく。
しかも、現在私が参加中のこのプログラムは、その中でクリーンな質問が飛び交っている。
ついでに、参加者の中にも、魔法使いが紛れこんでいたから、ラッキーにも、魔法の呪文を使う魔法使いが2人いる。
それは、クリーンランゲージを使うけれど、シンボリック・モデリングとはまた少し違うシステミック・モデリングを使うワークショップのはずだった。
(シリーズで、枝分かれした技法がたくさんあります。日本に入ってきているのは、今は、その中の3つ。クリーン言語、クリーンランゲージ&シンボリック・モデリング、システミック・モデリング。
私が使うのは、クリーンランゲージ(クリーンな質問のこと)だけの時と、クリーンランゲージ&シンボリック・モデリングの両方があります。)
けれど、そこにいた魔法使いのひとりが、シンボリック・モデリングを作った人だったために、時折、わあお!それは何がどうなってますか?という、メタファーを発展させる技を見ることができるという特典がついていた。
(ほんまにいつもいつもすごい。何がどう違うのか本当に。)
クリーンな質問は、必ずしも、自分に向けられたものでなくても作用する。
そして、グループでワークしている時は、他人のメタファーも自分を助けてくれる。
相互作用ってやつですね。
というわけで、私は、他のメンバーに良い影響を受けて、いたく真剣に考えはじめた。
みなさん、英語ネイティブまたは母国語は違う言語だが英語がペラペラな人で、英語以外の言語を勉強している人たち。
日本人は、また自分ひとりだけ。
それには慣れた。
人類、みなそう変わらない。
私は、英語が学びたいので、英語の中にまみれているのは、ものすごくお得な感じだ。
多分、私が一番得してるだろう。
勉強中のものが、2つとも入っていたから。
格安だった参加費の元はとっくに取れた。
あと4回残っている。
こんなに気づきが多いワークショップも珍しい。参加してよかった。
そして、プログラムに参加する中で、私は、自分の耳と口は、英語モードに切り替わるのに一時間かかる、と気づいた。
英語モードに切り替わっていれば、わからない単語は怖くない。
前後関係で、だいたいはなんとかなる。
わからないことは大丈夫になる。
私がいつも自信を無くす理由は、毎度、頭が切り替わる前のその一時間で、「わからない」とすっかり萎縮してしょげてしまうからだと、はっきり自覚した。
一時間半の後半30分だけ、よく聞こえるからだ。
まだそこに文脈がない会話の最初に知らない(または覚えてない単語)でも登場しようもんなら、脳が一発でフリーズだ。
英語でトレーニングを受ける時に、毎度私がびびっているのは授業ではない。
朝一、休憩中の雑談だ。
授業は、中身が、少なくともテーマがわかっているので、まだだいぶまし。
どうしたことでしょう?
昔、受けたTOEICのテストでは、読解はましだが、文法パートはむちゃくちゃで、リスニングで点数を稼いでいたに等しかったのに。
どうしちゃったんだろう、私。
ともあれ、さあ、捕まえた、と、私は思った。
なぜだ?
なぜ、頭が一瞬で切り替わらない?
あ、質問を間違えた。
「頭が一瞬で切り替わるために、何が起きればいいの?」
(何が起きればいいのでしょう?のバリエーションの質問。「〜のために、あなたは何が起きればいいのでしょう?」)
なぜ、は、理由で過去なので。
考えるのは、欲しい未来について。
そして、質問を変えたら浮かんだのは。
ああ、そうか。
毎日、最低一時間以上、聞かないとだめなんだ。
英語を聞いてる時間が短いんだと思った。
頭が切り替わるのに、今は一時間、時間が必要なのであれば、続けて一時間以上、英語を聞かなければ、英語モードの頭の使い方をしていないことになる。
「できる?」
(「それは可能ですか?」「それはできますか?」)
なんせ、超高速で上達したいという野望があるのであるからして、それくらいはやりなはれと、私は思った。
「いつやろう?」
寝る前?
漫才を聴いてる時間を譲る?
それは嫌だ。
じゃあ、「いつやろう?」
(「いつですか?」)
朝。
起きてすぐ、ベッドの中でやる。
「いつからやろう?」
明日の朝から。
起きてすぐは小一時間、ベッドの中でぐだぐだしてるから。
理由は、日々の中で英語モードの脳みそでいる時間の長さだったか〜、と、あまりにシンプルなことにちょっと気が抜けた。
明日の朝から始めよう。
まあ、なんて前向き。
ここで思考を止めてはいけない。
「すると、次に何が起きる?」
↑ここまで昨晩書いていた。
今、1/28。
今朝、私は、一日をビートルズからスタートした。
何を歌っているのかしらね?と。