どうして私、生成文法を調べてたんでしょ。。。

おま〜え〜は〜あ〜ほ〜か〜、と、今朝、私が私に言った。


私はただいま、昨日から、リアルに発熱中だ。

頭も割れそうに痛い。

流行りにまた乗ってしまった気がせんでもないが、病院に行くかいかんか、だいぶ悩んでいる。(多分行かない。風邪薬が効いてるから。外には出ない。)


喉も痛いが、これは、知恵熱に違いあるまい。


そんな中、薬で熱が下がった瞬間に、その言葉は浮かんだ。


だいたい、私の内部から、私のなんかが語りかけてくる時、そいつはガラが悪い。

自分なので、そいつ扱いで構わない。

私をあほ扱いして、なんで気づかへんのやと、淡々とつっこんでくる。

そいつは、私の頭より賢い私である。

(頭より賢いって何や?)


ともかく、まだ、あほだったのでよかった。

関西人が、あほという時、そこにはなんらかの愛情や好意がまだ残っている。

しゃあないやっちゃな、という。


バカという時は、本当に見下している。

(これ、多分、東日本とは逆だったと思う。)



というわけで、私の中の何かは、あほなん?と、私に語りかけた。



あんた、なんでずっと生成文法(普通の文法)を調べてんの?

あんた、ちゃんと、本は読んだんか?

あんたが使ってる質問の組み立てには、認知言語学がベースにあるって、何回も書いてあったやろ?


なんで、あんた、日本語の認知文法を調べようとせんのや?

あほなんか?

日本語で書いてあるで、多分、それ。


お利口さんは、そう言った。



私は、ほんまや!そうやった!と気がついた。



たまには、熱でも出すのがいい。



そして、認知文法を調べはじめてすぐ、私は、人を見つけた。


この人に聞いたら、すぐ答えを教えてもらえそうだなという人が、広島にいた。

その人は、日本語が通じる人だった。


私は体験の中での直感的な気づきや洞察力はあるが、IQが足りない。

あともう少しあったら、自分で解決できたかもしれないが、足りない。


この話は、どだい、私の頭で解決できると私は思っていない。

そして、誰が解決するかは、私には意味がない。



私は、ブツ、が欲しい。

質問そのものだ。



そして、また、まじめに通わなかった大学のゼミの講師の顔が浮かんだ。

もしかしたら、同じ学会に入ってんじゃないか?と。


もはや、人気がないから選考なしで入れるという非常に現実的で消極的な理由で選んだゼミが言語学だったのは、奇跡みたいな感じだ。(私は、サボりまくっていたので成績が悪かったから、人気のあるゼミはそもそも狙えなかった。)


どっちゃにしても、資料がいるな。



「そうや、今は、深く考えんと、せっせと英語を勉強し、せっせと翻訳せえ」と、私の中のお利口さんは言った。


どうせ、あんた1人では、答えが出されへん。

あんたが今、翻訳してる資料が、絶対にいるんや。

あんた、それが英語のままやと、よう説明せんやろ?


仕事の合間にひたすら翻訳せえ、そして、ひたらすら勉強せえ、英語文法と日本語の認知文法をと、お利口さんは言った。



何か言い返したかったが、熱でやや弱ってるので気力がなかった。

(文章を書ける程度には元気。)


きっと、言い返さないタイミングを狙ってきたのだろう。