ドラフト

ドラフトなので、文中でやると書いていることは、別の場所でやります!

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そもそもの全ての発端が、実験から始まっているクリーンランゲージに関わるあれこれは、扱いの自由度が高い印象が、私にはあります。


実際、「自由に使いなさい」と、先生たちにも言われています。

自分で試してみないとわからないでしょう?


というわけで、本日は、私の私見について書いてみます。これも実験。試してみます。



まず、日本語のクリーンランゲージについては、使われはじめてからの時間が、まだたったの数年で、実際問題、わからないことがたくさんあるというのが、私の現状認識です。


だからこそ、訳にこだわらず、いろんな訳を試して使う人がたくさん増えるといいなあと思っています。


(私は、現在、whenの扱いについて、もっとなんとかできへんかなあ?と考えています。割と長いこと考えています。

こちらはまた別に書きます。)


言葉には、意味のほかに、音という要素があり、その言葉が他者にどう作用するかは、声に出して問いかけてみるまでわからないからです。


なおかつ、言葉の概念定義を知らない人が、効果の確認には必要です。

同じ概念を持つ人たちの中だけで実験しても、データとしては不十分で、クリーンランゲージを知らない人に、ばんばん使ってみる必要があると考えています。



そのためには、質問の機能を把握する必要があるので、今年は、一つ一つの質問や言葉を紐解いて解説してみるという実験をしてみようと思っています。



これは、クリーンランゲージを習ったけれど、「クリーンランゲージが使えるようになりたい」という話を、少なくない回数、私が耳にしたことがあることも関係しています。


使えますよ。


習ったならば、絶対に、使えます。

使えば、使えます。

使わなければ、使えません。

使っていないからです。

使えば、使えます。



クリーンランゲージは、シチュエーションは様々でも、他者をサポートするための質問を使う技法です。



これははっきり言い切れますが、クリーンランゲージを知らない人、自分がよく知らない相手に使う方が上達は早いです。

(そして、クリーンランゲージを知らない人には、失敗や間違いはないので、怯える必要はありません。自分の技法の技術の発表会をするわけではありません。)


自分が上達するためではなく、現実に、「相手をサポートする目的」で使う方が、確実に上達も早ければ、さまざまなアイデアも浮かびます。


全体を通してでなくていい、質問一つからでいい、どんどん使いましょう、というのが、私からのおすすめです。


言葉は、発する回数が多いほど、スムーズに発音できます。



もしも話の途中で、クリーンで対処できなくなったらどうしましょう?


知っている他の日本語を使えばいいのです。


知っている別の質問をしてもいいかもですね。

クリーンランゲージの目的は「クリーンに他者をサポートすること」です。

「クリーンの技法を正しく使うこと」は、サポートする相手には何の意味も持ちません。


クリーンである前に、そちらが先だと、私は思います。

いかに、相手をサポートするか。

クリーンランゲージは、他者をサポートするための技法です。


もしも質問をど忘れしたり、何を尋ねていいかわからなくなったなら、できる会話で、相手をサポートすればいいのではないでしょうか?


最初から完璧にやり遂げる必要はありません。

それは、20年かかります。

私、まだできません。

そもそも、どんどんアップデートされる技法においては、完璧とは何かすらわかりません。


新しい発見!が、日々あるだけではないかと思います。

昨日より今日、今日より明日。

使うたびに、新しい発見!がそこにある、そういうことではないかな?と。



よければ、ここで、私と一緒におさらいしましょう。


クリーンな質問、一つ一つは、機能がはっきりしています。

どういう時に、何に対して、その質問を使うのかをはっきり把握すると、質問はうんと使いやすくなります。


一部だけを抜き出して使うことができるようになるからです。


構文にも、意味があります。

意味を把握したら、日常で、試してみる時は、質問だけでいいことが理解できるかもしれません。



また、英語にない日本語だけが持つ特徴もあります。


例えば、〜です、ます、でしょうなどの文末や、相手によって言い方を変える(例えば子供に対して語りかける時と大人に対して語りかける時など)、方言が発音だけでなく言葉そのものが違うなど。


そこに工夫が必要なことも、自分で使ってみて、初めてわかるかもしれません。

相手の反応が、全てを教えてくれるのではないかと思います。


日本語での場合は、使用するシチュエーションによって、必要な工夫は違うはずで、ビジネスの場で使う時、個人セッションやコーチングで使う時、日常で使う時、それぞれに違う工夫が必要になると思います。


私自身は、質問の文末を、場面によって使い分けています。

時には相手の理解に合わせて、単語訳も変更します。


日本語は、この場合、しょせんは、翻訳にしか過ぎないからです。

逆に、日本語にしかないクリーンな質問があるかもしれないという仮説も持っています。



残念ながら、まだ、日本語でのクリーンランゲージユーザーは少ない状況です。


まさに、それぞれの人が自由に使ってみて、やってみるしかない状況があるような気がしています。


言葉へ、人の心がどう反応するかは、推測できません。

ある程度は可能ですが、言葉は、音を持ちます。

そして、それは、意味と同じように人の心に影響します。


だから、言葉を発してみるまでは、それが及ぼす影響はわかりません。


やってみるしかありません。



あなたが問いかけたクリーンな質問が、練習室を飛び出して、誰かの役に立つ瞬間を、すでにクリーンランゲージが「使える」人たちが味わい、相手と一緒に探検を楽しみはじめたら素敵!