私のお気に入り〜My favorite things〜

 

小学校高学年の頃、ハマっていたのはゲームブック。

トロールが登場する話が特に好きだった。


どうしてそんな作りになったのか、今も不思議でたまらないが、家の中で一番日当たりがいい二階のトイレにこもり、トイレの床にぺたんと座り、私はゲームブックをやって遊んだ。

床にはふかふかのマットが敷いてあったので気持ちよかった。


まだ自分の部屋がなかったランドセル時代、私はそのトイレにいる時間が長かった。

そこで、便器をテーブルに宿題をしていることもあった。

母に反抗してたてこもる時も、そこにいた。

鍵がかかるからだ。

そこは本当に居心地がいい場所だった。



さて、人により、大人になる意味は様々だが、最近、私にとって大人になることは、お気に入りを自身の手で、人に与えられるものとして再現できることのような気がし始めた。


My favorite things.

私のお気に入り。


サウンド・オブ・ミュージックの中にある一曲。


https://youtu.be/0IagRZBvLtw



私のお気に入り。


おしゃべり、ゲーム、色、本、紅茶、猫、うさぎ。



そして、さて、ぼちぼち、おしゃべりパートに手をつけるかと思った。

ほったらかしてるセッションのホームページね。

ちょっとひとりで喋ってみたが、あんまり楽しくなく、相手がいる方が自分は向いてると気がついた。


それは、誰かが、自分の人生をお気に入りの人生に作っていくのを手伝う仕事だ。


私は今はもう、自分の人生がお気に入りのところまでやってきたので、心ゆくまで、手伝えるような気がする。


やること、沢山あるなあ。。。