漢字ふた文字のメタファーランドスケープ

私の目はすでに来年を眺めている最近です。
その来年、これがテーマに登るだろうという漢字ふた文字があります。
そのふた文字、好きな人は好きです。
私はあまり好きではありません。

元々の語源はそういう意味ではなかったようですが、現在、そのふた文字の意味は、辞書にも、あまり好意的には書かれていません。

私の頭の中の、その漢字ふた文字も、概ね辞書と同じです。

そのふた文字は、状態を表しているだけなので、そもそもは、いい意味でも悪い意味でもありません。
私の中のイメージが悪いだけです。


しかし、来年、私はそこに取り組む必要があります。
それができるようになる必要があります。
しかしながら、自分のイメージは悪い。

さあ、どうしたもんか、、、、となりました。


好まないことを、好むことに変える必要があります。
まずは、自分の中の言葉のイメージを変える必要があります。


そのために、言葉の理解を表すメタファーを変えればいいというところまでは、気がついておりました。


最近、予定外のライブに行きました。
観客は3万5千人。
ドームで行われたライブ。

そこで、私は、これだ!となりました。

この空間で、今、目にしているもの、それが、漢字ふた文字だと。

きれいなレーザーライトが飛び交うその空間では、誰もがいきいきと夢中になっていました。
その空間の真ん中にいる人は、その漢字ふた文字をしていましたが、その人はただ、その人が大好きなこと、歌うことをして、そして、何度も何度も、ありがとうと言いました。
それから、みなを笑わせようとしました。
励ましていました。

その人の仲間と一緒に。


できた!

このライブ会場が、私のその漢字ふた文字のメタファーランドスケープだ!と思いました。
自分がそれをする時は、自分が歌う、ただそれだけだと。

歌を聴きながら、ぴょんぴょん飛び跳ねて、楽しくてたまらない、頭真っ白な状態の中、思いました。


メタファーは、記憶と経験から作られます。


その日、私の来年を左右する漢字ふた文字のメタファーランドスケープが生まれたのでした。


辞書には書いていない、私の言葉の意味。