できた。
できた〜!!!
7年がかりで完成した私のマップは、出来上がった瞬間、概念としてこの世に存在するための名前がついた。
「クリーン実験室」
(当初、このマップには別の名前があった。それが何を意味するか、そのとき、私は知らなかった。私の思考はだいたいメタファーが先行し、概念的な言葉は後からわかる。本人は自分の人生については、「なんのこっちゃら、よくわかんないけどやりたいからやってみよ」というノリだけで生きていることが多い。)
私は、クリーン実験室のマップを、7年かけて作っていたのだと、完成した瞬間に気づいた。
そして、クリーン実験室は、私の願いをもとに生まれたものなのだと気づいた。
7年前の1月にできていたマップはこれ。
何回か、こちらでもシェアしたものです。
数日前、7年前、言葉が埋まらなかったところ全てに文字が入り、ランドスケープはマップを飛び出した。
埋まらなかった場所のほとんどには、クリーンランゲージとシンボリック・モデリングの用語が入った。
これから作るシンボリック・モデリングのテキストに、何を入れ込めばいいのか、要素がわかった。
そして、「人間への愛」のコーナーには「学ぶ人への愛」が入った。
そして、画用紙上方の付箋が2枚ぴらぴらしていたところは、羽根に変わった。
「英語と日本語と一緒に踊る」のだという。
マップは、ほとんど英語だ。
これは、私が英語でそれらを学んだからだ。
私はまだ、ほとんど日本語では書いていない。(ということがわかった)。
そして、7年前の私は、すでに、書いていた。(ということもわかった)。
「Love to teaching」
教えるのが好きだ、と。
まだ言葉になっていなかった、それに対応する空欄が、今回埋まった。
「Love to learners」
私が愛おしく感じるもの。
それは、成長しようと学ぶ人。
「うん、そうだ、確かに好きだ。めっちゃ愛おしいし、そういう人はめっちゃ可愛い」、と私は思った。
ともあれ、できた!
さて、人からのサポートが必要な部分を書き出して抜きだそう!
(見るからに、一人では実現が無理っぽそうなマップだもの。笑)
幸い、私は、人を探す必要がない。
私が必要とする人は、全員、すでに、存在している。
そして、私はここから学んだ。
ランドスケープが成熟するのに、7年かかることがある。
けれど、これは、わずか10分のセッションが生み出したマップでもある。
一度動き出したメタファーは、本当に止まらない。
本人が変容しなければ、生まれでないマップもある。
まずは、本人の変容が先だということもある。
そして、マップが未完成でも、私はずっと幸せだった。(これ大事。)
できた!
.......
おまけのコーナー
そして、できた!、その時(WHEN)、
あなたは、今、何が起きれば好いのでしょう?
「マップの現実化!」
私の中で、まだ、ほとんど英語のままなんだもの。
そしてと、続きます。
ここで練習問題です。
あなたがファシリテーターだったとして。
「マップの現実化。だって、私の中で、まだ、ほとんど英語のままなんです」とクライアントが言ったら、さて、あなたは次に何を質問しますか?
まずは、PROを見分けますが、この場合、このクライアントのアウトカムは非常にはっきりしています。
そして、アウトカムの現状も説明しています。
さて、あなたは次に何を質問しますか?
あなたが次に何を質問してくれると、私は、大変助かるのでしょうか?
私は、何を理解していて、何を理解していないのでしょう?
私は、何が見えていて、何が見えていないのでしょう?
どこに質問すれば、私が知っている何かと私は繋がれるのでしょう?
私は、何を持っていて、何を持っていないのでしょう?
考え方はいろいろあります。
さて、あなたが次にする質問は何でしょう?
言葉を変えてみましょう。
さて、あなたは、私の言葉のどこに問いかけますか?
そして、あなたがそこに問いかけるその目的または意図は何ですか?

