来年の準備を始める女

自分のセッションを続けます。

わけわからん話になってくるかも。

(これが、メタファーを使ってするコミュニケーションのいいところでもあります。例えば、人に具体的に話したくない、でもサポートは欲しいという話でも、メタファーでならできるのです。

つまり、守秘義務が保たれやすいのです。)



「赤い。持続性があって、じわじわと熱い未来の暖房器具。そして、この未来の暖房器具のとき、赤い海賊の旗には何か起きる?」


風にはためく。

進行方向を、パタパタと、旗がはためいて教えてくれる。


......


今、私がした作業は、赤い海賊の旗と、未来の暖房器具の関係性の確認です。

その二つの相互作用があるかを確認しています。


.......


「そして、赤い海賊の旗は、進行方向を教えてくれる。

他には何かある?」


未来の暖房器具の暖かさが強くなり、パワーが湧いてくる。



「すると、赤い海賊の旗には何か起きる?」


旗がついてるポールが伸びて、旗が誰からも見えるようになる。

他の船からも見つけられるようになる。


......


同じく、関係性の確認です。

この場合、二つのシンボルが、互いに影響しあって、変化を生み出しているのが確認できました。

関係性はさまざまで、必ずしもポジティブな関係性ばかりとは限りません。


それから、もともと関係があるとも限りません。

対話の中で、関係を生み出す場合も多々あります。


クリーンな質問の関係性を「生み出す」作用を、私は高く評価しています。

日本語訳にこだわってきた理由の一つも、日本語の質問に感じていた、関係性を生み出す作用の弱さです。


......


「そして赤い旗がそのようで、未来の暖房器具の暖かさも強い時、他に何かある?」


青紫色の目(前に登場したリソース)が、望遠鏡になる。

それから、庭園は、海に変わる。

私の周りは、海になったり、庭園になったりする。

周りが庭園の時は、旗を下ろす。

赤い旗と、未来の暖房器具は、世界を広げる。


そして、庭園になったり、海になったり、周りをいろいろ変化させることができるようになる。


青紫色の望遠鏡は、赤い旗がパタパタすると、距離感をちゃんと合わせられる。

赤い旗で、風を読む。


ここで、私は気がついた。

庭園でも、赤い海賊の旗はおろしちゃいけない。

でも、庭園に海賊の旗は似合わないなあ。


......


連続したセッションでは、以前に登場していたシンボルやメタファーが同じメタファーランドスケープに統合されていくことは、よくあります。


単体のシンボルも相互作用しますが、メタファーランドスケープそのものも、相互作用します。


そして、ここでは、新しい二つのシンボルが、前に登場していたリソースを変化させています。


リソースは、一度登場したらそこで終わりではありません。

リソースそのものも、他と連鎖して成熟していきます。


クリーンランゲージ&シンボリックモデリングのアウトカムは、ゴールであると同時に、プロセスでしかありません。


私がこの技法が好きな理由の一つです。

常に、変わり、続ける。

何か一つ変わりはじめると、他も連鎖して変わりはじめる。


専門用語で、これを、クリーンな連続体といいます。


.......


なにか、笑けてきた。

何かの復習や練習をしてるような。


まあ日記のいいところは、ドラフト状態で公開できることだ。


私がきちんとした形でこれらをまとめられるようになるには、まだ少し時間がかかる。

でも、今でも、部分部分ならシェアできる。


知識や体験は、ひとりじめするもんじゃないというのが、私自身の価値観だ。

分けてなんぼ。


アウトプットといいますね、カタカナだと。

つまりは、他者に、分けること。


分けたら増える。

これ、セオリー。by聖書。


......


ここで、私は気がついた。

庭園でも、赤い海賊の旗はおろしちゃいけない。

でも、庭園に海賊の旗は似合わないなあ。


「そして、そのように気がついた時、庭園の赤い海賊の旗に、何が起きればいい?」