閑話休題:人と出会う楽しさ

 閑話休題。


だいたい何でも、ぎりっぎりにやるのが、私のパターンだが、年末ギリッギリに、駆け込みで来年に、自分を間に合わせようとしたていることに気づいた話。


仕事は、もはやすでに10月くらいから、クライアントさんの来年を手伝いはじめているが、ここに来てバタバタと自分にも手をつけていたなと気がついた。

最近の一連もそうだろう。きっと。


さて。


昨夜、私は、とあるクリーンランゲージのインターナショナルなオンラインイベントに、またしても、ほとんど命がけで参加していた。


全くわからない可能性もあるのに、毎回、よくやるよな、まじ、と思った。

亀のような英語の成長ぶりであるし。


内容は、半分わかったらラッキーとする、に、慣れてきたのはある。


実際、私は、3つほど小一時間のワーク、シェア的なディスカッションに参加したが、最初の1つは、最後まで、「多分、このことを話してんでしょうね、多分ね」のままだった。


英語が早くて、単語も難しかった。


私はライブトランスクリプトを使って、翻訳しながらいったが、それでも、そもそも、なんの話をしてるのか、それがわからなかった(笑)


だいたいの勘で、私は自分の番には話した。

多分、だいたいピントが外れすぎてないことだったようだ。


そういうのにも、慣れてきた。

もはや平気だ。


答えられない、当ててくれるなという意思表示には、カメラオフ、ミュートにすればいいとも気づいた。



ともかく、後からスクリプトをじっくり見てみよう。



続けて2つ目のワークショップ。


今度は、全部、わかった!

全部!

いえい!


わかるって、なんて楽しいの!と、私は思った。

自分の番も、最初に、「英語は11才です」と自己申告してから話した。

これは、いつも、ややうけするので、割と使う。


そして、これを言うと、お願いしなくても、みなさんが、簡単な単語、シンプルな文章で話し始めてくれるので、全ての英語が第二言語の人が楽になる。

それで、私は、第二言語の人が自分だけでないとわかっている時には、これを言うことにしている。

自分だけの時は言わない。


そうすると、昨日は、あなたの英語は11才以上ですよ、と教えてくれた人がいた。

よし、次から12才だ!

最初は7才だったから、順調な成長ぶりである、と、私は思った。



そして、3つ目のワークで、私は、フランス人2人とドイツ人、シンガポール人とお話しした。


とても、とても、楽しかった。

彼らの英語なら、わかる。

彼らにも、私の話が通じやすい。



そして、私は、方針の大変換をした。


彼らは、そうだ、彼らが仲間だ!と気がついたのだ。

日本人ももちろんだが、同じ苦労を、彼らは知っている。


そして、彼らの言語理解を知ることは、より深く、質問を理解する助けになる。



私は同時間、別のワークに出ていたので参加できなかったが、実際、多言語の部屋というディスカッションが行われていた。


クリーンランゲージを第二言語で学ぶ人たちが、言語の差について話していた模様だ。

そこでは、日本語についても出ていた模様。


そして、それに出ていた人が書いていた感想を読んで、どうやら、中国語のみなさんが、似たようなことになっていると私は知った。


中国語のみなさんは、後発で、最近、入ってきたのを知っている。


メタファーについては、中国語と日本語は、言語学的に近いらしい。

そういう論文を読んだ。


英語は固体。ソリッド、タンジブル。

中国語と日本語は液体。リキッド、インタンジブル。


私は思った。

早く、早く、早く。


中国語のみなさん、早く!



そして、思った。

次は、英語で開かれる、英語が第二言語の人対象のトレーニングに参加しよう。

通訳なしの。


私には、それが一番必要だ。

そして楽だ。

変なコンプレックスを感じなくていい。



どうして、今まで気がつかなかったのだろう?


フランスでも、ドイツでも、オランダでも、トレーニングは開かれていたのに。


私は、理解したいのに。



まるで、呪いが解けたみたいな気分だった。



そこまで辿りついて、私は、おやすみなさい、みなさん、よい一日をと、イベントを退出した。


楽しかった〜!と、興奮して、結局なかなか寝付けなかったが、まあ、よしとした。


人と出会うのは楽しい。

大好きだ。


それを、思い出した。