次なるテーマ。私の強さを確認する。
タイトルは、昨日最後に書いた質問に、今朝、やってきた答え。
今回、私は、「無い」という答えが登場するまで、この自分との問答を続けてみることにした。
徹底的に、私の中に存在する願い、望み、ニーズを洗いだしてみることに、さっき決めたのだ。
さっき。
昨日最後に書いた質問に、「無い」とか、「今はもういい」とか言う答えが登場するまで。
というわけで。
「私の強さを確認する。」が次なるテーマ。
さて、はじめましょう。
「そして、強さを確認する時、この(他人に使う時は、その)強さはどこ?」
最初に尋ねるのは、場所。
これは体感覚にその人の意識を向けさせたいからです。
クリーンな質問は、禅問答みたいですけども、やっている作業は、心「と」体を結びつけることです。
そして、とか、と、とか、英語では(And)という言葉がその働きをしていると、この夏、私はいろんな人に手伝ってもらって発見しました。
クリーンな質問を作った人はもう亡くなっているんですけども、私の感じでは、この人、とっても感覚的で直感的な感情豊かな人だった気がするんですね。
多分、理屈で生み出されたというよりは、思いついたことを、どんどん試していって、理屈は後からだったのではないかと思います。
現に、理屈の多くは、彼に習った人達が書いています。
質問を作った人は、ほとんど書き残していません。
クリーンランゲージは、ある意味、未完です。
定義、概念、組み立て、そういうものを、作ったご本人が書き残していません。
クリーンランゲージ自体は、オープンソースです。
資格がなければ使えないという類のものではありません。
誰が使ってもいい。
何も書き残さなかったソクラテス。
そして、それを書き、論じ、仕組みを分析し、他者に分けられる形にして、さらに新しい考えを生み出したプラトンやアリストテレスみたいな人達がたくさんいます。
私は、それを見ているだけでも、ワクワクします。
どんどん生み出されていく新しいものを見ていること。
そうだな、ホグワーツというよりは、古代ギリシャのアカデメイアに私は入門したような感じかもしれないです。
イメージとしては、その中の問答法を勉強している感じかもしれません。
今は、私は、日本語とも、かつてない真剣さで向き合っています。
英会話の先生が言っていました。
「そうなのよ。やがて、日本語の話になるの。日本語で、どれだけのボキャブラリーを持っているか、どれだけの表現力を持っているか、結局はそこになるの。」
そうそう。
私の強さの一つは、過去にあります。
これは、本を読み始めた時期が早いこと、読んだ本の数が多いことです。
4歳の時にはひらがなは読めた(書けない、読めただけ)ので、そこからは、自分で読んでいます。
そして、6才から、ある半年を除いて、一日も欠かさず、書き続けてきた日記です。
世界を観察し、内省し、考え検討することを、続けていることです。
「そして、強さの一つは過去にある時、その過去はどこ?」
日常で質問を使う時は、そして、は必要ありません。
変なんで。
この最初の、そして、は、「ちゃんと、あなたの話を聞いてたよ〜」という表現、それから、「今からする質問には敵意はなくてね、あなたのしてた話の続きをするの、だから安心してね」というような表現です。
だから、日常だったら、音が柔らかい相づちでいいかな?と思います。
音の柔らかさは大事です。
そうなんだ、とか、なるほど、とか、ふんふん、とか、シチュエーションと相手との関係性にあわせて、いろいろありますね。
自然なものがいいです。
というわけで、過去は、頭の中、それから、胸。
「そして、頭の中の過去は、頭のどの辺り?」
おでこの裏側から目にかけて。左目の裏あたり。
「大きさや形はある?」
なんか、これはですね、海賊の大きい旗みたいな形。赤色の。三角で風になびいてる。
「そして、その風になびいてる、三角で大きい赤色の海賊の旗について、他に何かある?」
この質問、前半部分で、先程の答えを一つにまとめています。
それぞれ、バラバラだったものを、一つにしていきます。
これは、やる人とやらない人がいますが、私がクライアントとして体験してきた限りは、まとめる方がわかりやすい。
ただし、初心者は確実に無理なので、セッションでなら、最初はこういう感じ。
バックトラックという方法で、相手が言った言葉を後ろから前に戻します。
「そして、風になびいてる、そして/で、三角、そして/で、赤色、そして/で、海賊の大きい旗。
そして、その海賊の大きい旗について、他に何かありますか?」
日常だったら、そうですね。
「そっか。他に何かある?」でいいと思います。
さて、質問の答え。
ああ、そうだな。
この旗は、先祖伝来の旗で、それを私用に仕立ててくれたみたいです。
「そして、先祖伝来で自分用に仕立ててある赤い大きい海賊の旗。風になびいてる。
そして、頭にある。
そして、海賊の旗がそこにあるとき、胸の過去は、胸のどのあたり?」
覚えていましたか?
私が、最初に、頭と胸と書いたのを。
人に「自由に思考させる」と、一見、関係ないように聞き手には思える話に、話題が飛んだりします。
聞き手に関係ないだけで、話し手は、その人の理屈や思考回路、信念、望み、その他もろもろに基づいて、考え、話していますので、話は、聞き手が理解できるようには進みません。
自分自身が聞き手ですらそうです。
だから、メモは、重要です。
自分がわからなくならないために。
自分の話を自分で考えるのが苦手な人も、少し書いてみるだけで、わかりやすくなるかもしれません。
絵でもいいかもしれません。
それで、胸の、ああ、これは、胸全体。
胸いっぱいに広がっている熱いもの。
「そして、それは、どんな熱いもの?」
じわじわと遠赤外線みたいな、でも、ぽかぽかじゃなくて熱い。赤い。
持続性がある。
「そして、その赤い持続性がある熱いものに、大きさや形はある?」
これはなんだろうなあ。
未来の暖房器具みたいな感じ。
「赤い。持続性があって、じわじわと熱い未来の暖房器具。そして、この未来の暖房器具のとき、赤い海賊の旗には何か起きる?」
二つのシンボル(海賊の旗、未来の暖房器具)の関係性を確認する質問です。
これは日常では、あまり使わないかもしれないです。
つづ〜く。