昨日は何だったのかしら？

12月 01, 2020

昨日は何だったのかしら？

昨日はなんだか不思議な日だった。

絶え間なく人と連絡したり会話して、その全てがハートウォーミングな感じだった。

昨日、朝から私は仕事の締め切りに追われていた。

同時に、ひとつ、地域のことでやらなければいけなかった対策のための打ち合わせがあった。

空気を読まない猫、いや、空気を読んだから走り回っていたかもしれない猫の相手をしながら、パソコンに向かって仕事をしていたら、メールが届いた。

それは、赤ちゃんが生まれた話だった。

私は、電話をかけ、お祝いを言って、それからお祝いを送った。

赤ちゃんはまるで、今、世の事情で窮地に立っているお父さんを励ますために生まれてきたかのようだった。

私とその新米お父さんは、しばらく会話をし、それから私がお祝いを送ったら、相手は泣いていた。

お祝いはお金にした。

今は、すぐインターネットでお金が送れて便利。

私は、赤ちゃん用品を買うのが好きだが、お金が一番、何にでも化られるから、今はそれがいいと思った。

それからコンビニに出かけたら、棚に商品を補充していたコンビニにいる天使が、「あれ、今日は来るのが早いね」と言ったので、私は、締め切りがねと言い、それから天使と短い会話をした。

それから私は家に帰り、また、こりゃ絶対に間に合わんと思いながら仕事をした。

しばらくして、私は、ああ、何人かにお礼を言わなくちゃなとふと思いたち、何人かに、ありがとうと連絡した。

私はお礼が言いたくなったら、その時に連絡するようにしている。

昨日言いたくなったそれは過去のこと。

私は、今の自分があるのは、その人たちの存在があったからで、そして、今、自分が動けるのは、その人たちが、私に見せてくれたことがあるからと思った。

主にお金の使い方についてである。

そして何人かとやりとりして、温かくて幸せな気持ちになった。

全員が同じことを返してきた。

自分も同じようにしてもらったのだ、と。

誰かを応援しようという気持ちが、回り回っているのを感じて、私はすごく幸せな気持ちになった。

そしてその中のひとつのやりとりの中で、来年の仕事のオファーがひとつ登場し、考えてみてと言われたので、私は、ああ、考えなくちゃなと思った。

それから私は再び、ああ、絶対間に合わないと思いながら仕事をした。

どうやって締め切りを引き伸ばすかなと考えた。

すでに私の指がつりそうになっていて、あまり長く作業が続けられなさそうだった。

やがて、私がいらいらし始めた頃、カード作りの相方さんが連絡してきた。

今、カード作りは相方さんのターンだ。

片一方が作業しているとき、片一方は話を聞き、サポートするという体制で、私たちは何年も作業を続けてきた。

今は、カード作りだけに関わらず、それぞれ個人がやる仕事でも、お互いにサポートし合うような感じになっている。

私たちはどちらも個人で仕事をしているから、まあ、バーチャルな同僚みたいなものだ。

私には、そういう人が何人かいる。

それで私は、ああ、ひとりで仕事はしてこなかったなとなんとなく思った。

私は、フリーランスになって10年になるが、独立した瞬間から仲間がいた。

10年の間に、仲間は少しずつ増えた。

これからも増えるだろう。

私は、仕事を通して友情を育み、みんなと遊ぶのが好きだなと気づいた。

私にとって、仕事は遊びでしかないなと思った。

難しくても面白い。

ゲームは、難しい方が面白いから。

それで私は、また、この10年、自分と遊んでくれた仕事で出会った人たちに感謝して、温かい気持ちになった。

そしてそれから、ああ、間に合わない、出来上がらないからもう寝よう、と私は諦めた。

よせばいいのに、ギリギリになると浮かぶアイデアに取り組み始めた自分がいた。