まとまりなく、クリーンランゲージ


今日のはまとまりません。

だらだら。クリーンランゲージ。


本日は、まだ、日本語になっていないクリーンランゲージの技法の中から、ひとつご紹介するところから。


「リスニング・スペース(Listening Space)」という技法です。



同じ名前で、本が出版されています。


著者はTamsin Hartleyさんです。


この本、英語はシンプルですので、高校生までに習った英語があれば、誰でも読めるのではないかと思います。

amazonで購入できます。


私も読みました。


私の感想としては、私は、これは、日本で、民間で個人の対人支援、個人セッションをしている人たちが使うのに、ちょうどいいのではないかと感じています。


ボディーワークの方や、感情的な話を扱うことが多い方。

それから、これは女性に多い印象がありますが、感じることが得意な方にあうのではないかと思います。



また、クリーン言語やシンボリック・モデリングを習ったけれど、自分には少し使いこなしにくいという方の中にも、リスニング・スペースならばあうという方もいるかもしれません。


これは私が知っている限りのコーチではない方々を思い出すと、感覚的に、そう感じます。


私自身は、シンボリック・モデリングの翻訳で手いっぱいですが、日本語で紹介されたらいいのになと思っている本と技法のひとつです。



その他、ボディーワーク用に特化されたクリーンランゲージの使い方もあります。


こちらは、「Words that touch」という本が出ています。

Nick Poleさんという指圧などをされている方が書かれています。

ボディ・ワーカーの方には、あうかもしれません。

東洋思想を学んだ方が書かれているので、日本人の感覚と親和性は高いかもしれません。


こちらも、日本語になるといいなと思っています。Amazonで購入できます。



コーチングの方には、シンボリック・モデリング、システミック・モデリング以外にも、Clean Coaching(クリーンコーチング)というのがあります。


本も出ています。

Angela Dumberさんが書かれています。


この本は、私は、買ってありますが、まだ読んでいません。

ただ、非常にいい評判のみを耳にしています。


日本人で、アンジェラさんから学んでいる人がいるのは知っていますが、まだ、日本語で教えている人はいません。

私の知っている人は教えないでしょうから、コーチのどなたか、狙い目です!(笑)


誰か、本を翻訳して!(笑)

私に日本語で読ませて!



さて。

私の専門は、シンボリック・モデリングですが。


シンボリック・モデリングには、ロジカルな部分があります。


クリーンな質問を日常で使うには、覚えるのに時間はかからないかと思います。

シンプルだからです。


また部分的に取り入れるのに、これほど便利な技法もないと感じています。

非常に応用しやすいです。


しかし、これは、実際に、仕事のセッションで使ってみればわかりますが、もしも、シンボリック・モデリングのみで、セッションをしようとするならば、自分が納得できるレベルに到達するには、相当、時間がかかります。


私は、魔法使いになりたいので、話はまた別で、私をイメージはしないでください。

私は、オタク気質なところがあります。



それにしても、頭にいれなければいけない知識が、わんさかあるからです。

それは、基礎には登場しません。

基礎は基礎です。


知識は、練習だけではどうにもならん部分があります。




すでに個人セッションやコーチングをなんらか他の方法でしている方は、そこまで苦戦しないはずです。

部分的に使いながら、勉強していけばいいからです。

また、他の技法と、ある部分は基本スタンスは同じです。


あくまでも、クリーンランゲージは対人支援の技法だからです。


クリーンランゲージもシンボリック・モデリングも突然、空気中から生まれたものではありません。


これまでに存在する対人支援の技法の流れの中から生まれています。


一番の違いは、多くの対人支援の技法が、パーソン・センター(人中心)であるのに対し、クリーンランゲージは、インフォメーション・センター(情報中心)であるところです。


そのため、クライアントとの距離感の違いが異なります。


傾聴が主軸であるのは、他の技法と変わりませんが、話のどこに注意を向けるかが変わります。


また、クリーンランゲージには、要約しないという大きな特徴があります。


ですから、他の技法で慣れている方は、最初、慣れた話の聞き方の立ち位置を変える必要が登場します。


私自身は、セッションのベースに、ロジャーズの来談者中心の話の聞き方を使っていました。

そのため、要約しないことに慣れるのに、少し時間がかかりました。


要約には要約のよさがありますが、しかし今は、私自身は、クライアントの言葉を変更しないのは要約よりもずっと楽で、効果が高いと感じています。



また、私は、話を聞く時の立ち位置の変更にも、少し時間がかかりました。


どの技法も、クライアントに寄り添うことには変わりないですが、その寄り添い方が少し違うのです。

それは、先程、書いた距離感です。



クリーンランゲージを仕事で使い始めた頃、私は、できるところまではクリーンでやり、こりゃわからんとなったら、途中で、いつものやり方に戻し、また、クリーンでやるというようなやり方をしていました。



クリーンランゲージは、茶道や花道ではありませんので、別に、他の技法と混ぜて使ったところで、何ら問題はありません。


普通に混ざりまくっています。


それぞれの先生は、それぞれ、自身の専門を、自身の解釈で教えています。


デイビッド・グローブの使ったものと全く同じクリーンランゲージを教えている方は、もしかしたら、外国のグロービアンが一番近いのかもしれませんが、日本では学ぶことはできません。


クリーン言語が近いかもしれませんが、そこにもやはり、別の方の解釈は入っています。


状況把握がしにくいこの辺り、英語圏に住んでいないデメリットが、日本にはありますね。



クリーンランゲージの世界は実に広いです。

いろんな方が広げ続けています。

オープンソースの威力でしょうか?



そして、私、実は、クリーン言語とシンボリック・モデリングが両方使えたら、日本人向けとしては最高なのではないかと思っています。


クリーン言語は、最初に一緒に勉強した人たちが極めていっているので、私は、自分はシンボリック・モデリングを心おきなく追求しています。


自分で何もかもより、その方が効率がいいかと思い(笑)


いつか、その人たちがトレーニングをはじめたら、私は、クリーン言語を日本語で学びにいく予定にしています。

まだかな?


結構、待ってるんですよね。

シンボリック・モデリング以外を。

日本語で学ぶのを。


これ、勉強してみない?と、英語堪能な人に、自分が知りたいクリーンランゲージの別の技法を紹介したりですね(笑)


好きだからですね、クリーンランゲージが。



クリーン言語とは、いつか、2つ一緒のワークショップを開きたいというのが、私の抱く夢の一つです。

イギリスでは毎年、そんな感じのが開かれているんですよね。


めっちゃ楽しそう。

日本で最初に開かれたクリーンランゲージのトレーニングに、たまたま、一緒にいた仲間たちが、頑張っているのは、私の励みや心理的な支えでもあります。



リスニング・スペースを使う人、クリーンスペースをやる人、クリーンコーチングを覚えた人、いろいろいたら、きっと楽しいなと思います。



私は、クリーンな質問を使った「私王国の国旗作りワーク」(カリフォルニアでたまたま誕生した私オリジナルのフレームワーク工作)をファシリテートしよう〜っと!


クリーンフェスティバル、みたいな?



どうも、祭りにしようとするな。

ブライダル業界出身ですから、やっぱ、祭り好きなんでしょうね。


うん、クリーン・フェスティバル。

やりたい。

その頃まだ魔法使いたちが生きていたら、彼らにはオンラインで参加してもらおう!


通訳は、顔が2人浮かびます。

以前、魔法使いのひとりに日本に来てもらった時に、素晴らしい通訳を披露してくれた2人です。



いや、別にもあと2人いるな。。。


通訳も、ばっちりね!(私は永久に無理。翻訳はがんばります)



話は飛び飛びになりましたが、これが、今の私の気持ち。



なんだか、楽しい。