それがある場所 | クリーンランゲージ(3)
私は今日もまた、クリーンランゲージの説明を書きかけて、「なんとまあ、いろんなパターンの説明ができることよ」と、しみじみ驚きました。
そして、これこそが、私が伝えるべきことだと気がついたのです。
クリーンランゲージってね、人の数だけ理解があります。
実際ですね、私は、何回かアンケートを取ったことがあるんです。
「あなたにとって、クリーンランゲージは何のようですか?」って。
最近は、一緒に勉強している人たちに聞いてみました。
今回も、答えは、見事にバラバラでした。
特に、日本だけで学んだみなさんは、習った時期により少しずつ内容は違うようですが、基本的には同じことを、同じ先生から学んだはずなのに、それでも、クリーンランゲージというものを何のための道具だと理解しているかは、バラバラだったのです。
クリーンランゲージは、コミュニケーションの時に使うという理解だけとも限りません。
どういう風に使えるかも、すごくいろいろです。
この場合のクリーンランゲージは、クリーンな質問セットのことです。
私が最初に習った先生は、瞑想のために使いたい感じが、様子から凄く感じられましたし、明日の日本時間の夜中には、ノンフィクションライターの人たちが、文章を書くのに使うクリーンランゲージの会をオンラインで催します。
私が聞いたことがある話には、クリーンランゲージを、プログラミングに使いたいというものもありました。
私は、プログラミングはわかりませんが、まあ、コンピュータ言語、だから、なんかつながりがあるのかなと思いました。
幼稚園でも、警察でも、使われています。
指圧師さんも使います。
ヨガの先生が使っています。
中間管理職の人たちが使っています。
介護職の人も使っています。
スポーツの指導に使われています。
あと、なんかありましたかね?
ああ、忘れていた。
もちろん、コーチ、セラピストの人々にも使われています。
そもそもは、このために開発されたものです。
私は、おそらくは、日本では、産業カウンセラー、キャリアコンサルタントのみなさんも使えると思っています。
あと、クリーンランゲージを自分の子供の受験に使った親御さん、反抗期の子供との対話に使っている親御さんもいます。
私自身は、姪っ子が小さい時、クリーンランゲージをよく使いました。
姪っ子は、きゃっきゃ喜んで、言葉で遊んでいました。
何にせよ、そこに人の心と理解、そして言葉が存在する場所でなら、クリーンな質問は使える可能性があるのだろう、と、私は解釈しています。
クリーンランゲージの世界は、実に、創造性を刺激されます。
これは使う側も、その質問を問いかけられる側もです。
なぜかといえば、答えを全て、答える側が生み出す必要があるからです。
そして、全ての変化を、自力で生み出してもらう必要があるからです。
質問する側は答えを生み出すために、刺激は与えます。
私が使うシンボリック・モデリングだと、「あっち見て」、「こっち見て」と、視点を変えてもらうのが、その刺激です。
視点の場所も動かします。
作業としてやっているのは、ほとんどそれだけです。
けれど、答えは、一切提供しませんし、変化を起こそうともしません。
その人が自力で変わるまで、一切、手は貸しません。
これには理由があります。
シンボリック・モデリングを作った人の考え方です。
「現実の中で、その人が変わる時、自分たちはそこにはいない。その人が自分で、変化を生み出す必要がある」がそれです。
だから、トリガーを提供しません。
アンカーも提供しません。
その人が現実にそれを必要とするとき、その人自身でそれに気づけるようにするためです。
私は、ここには非常に共感しています。
私は、現実を変えたくないクライアントには、会ったことがないからです。
この現実には、現実への理解も含めます。
理解が変われば、何も変わらなくても、現実が変わるのと同じことが、ご本人には起きるからです。
その他の技法も、それぞれに、クリーンな質問を使って、なんらか、何かしら変化や理解をサポートします。
その最初、人を癒すことがメインにスタートしたクリーンランゲージは、今、いろいろな場所に広がっています。
私の師匠のひとりであるジェームズは、「きっとデイビッド・グローブはこんなことになるとは、思ってもみなかったと思う」と、とあるインタビューで、楽しそうに答えていました。
変な話、あなたが新しい使い方を見つけることだってできます。
私と友人は、「グラフィック・ファシリテーションのためのクリーンランゲージはいける」と確信しております。
また、グラフィックデザイナーのみなさんにも、クリーンランゲージは使えます。
そこに、人の心、理解、想像性、創造性が絡むことなら何にでもいけるんじゃないかなと、私は思っています。
使う目的が変われば、そこでそれがどんな道具として機能するかは、きっとバラバラ。
そして、人の心、理解、創造性、想像性が絡むことですから、そりゃ、バラバラ。
多様なんてものではなく、マルチだと、私は感じています。
クリーンランゲージは、砂漠の真ん中で、突然現れた地球外生命体(星の王子様)をサポートすることすらできる技法です。
彫刻家を手伝うこともできます。
クリーンランゲージは、あまりにも、何もしないように見える一連の技法集団で構成されていますが、これは、デイビッド・グローブのある理念に基づいています。
「人は必ず、その人自身を癒す力を持っている」
人間の持つ力を信じた。
人生の主体は人間だと信じた。
なんでしょうかね、そこに、深い深い人間への信頼と愛を私は感じます。
だから、好きなんだと思う。
まだまだ、喋れるよ(笑)
ビジネス向けも読みたいですか?
中間管理職と個人事業主向けなら書けるな...。