DAY103: 最初に書いた一文は、「クリーンランゲージとクリーンって何?」
そして、私が最初に書いた文章は’What is Clean Language and Clean?’だった。
私は、割とガチにやるつもりらしい。
クリーンランゲージは、定義が曖昧だ。
文字起こしされた、クリーンランゲージの基本理念はある。
私が採用している定義は、シンボリック・モデリングの使用に関連するクリーンランゲージ。私の先生たちが採用している定義を踏襲している。
私の役割は、できるだけシンプルに、できるだけ簡単な言葉で、それを説明することだ。
ちなみに、クリーンランゲージは名前だが、クリーンランゲージもクリーンも、メタファーだ。
いきなりメタファーからはじまる世界。
それが、クリーンランゲージの世界だ。
【クリーンランゲージ】
12個(文脈を選ぶ用途が限られた質問もいれると20ちょっとある)の質問と、三部構成の構文(シンタックス)から成る言語モデル。
【その特徴】
クライアントが使用した言葉をそのまま使用する。原則として、ファシリテーターは、質問にファシリテーター自身の言葉を導入しない。
現在、さまざまな技法や文脈に適用、応用、使用されている。
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最近では、ソリューション・フォーカスのセッションの中で、クリーンランゲージのモデルを取り入れた人が、セッション記録を発表していた。
記録は、FacebookのClean Language Open Communityで、無料ダウンロードできる。
デイビッドは、このクリーンランゲージにライセンスをつけなかった。
つまりは、オープンソースで、誰でも自由にクリーンランゲージを使用できる。
デイビッド・グローブが行ったクリーンランゲージとメタファーを使用したヒプノセラピー的なセッションと、クリーンランゲージそのものは別だ、というのが、私の先生たちの立場だ。
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私と私の先生のひとりの彼のやりとりが始まった初期、彼がメールに書いていたのは、「世界には、シンボリック・モデリングをクリーンランゲージと思っている人が多い。シンボリック・モデリングは、クリーンランゲージを使用しているが、これはこれで、独立した技法だ。最初が肝心だ。日本はまだ間に合う。世界は少し、手遅れな感がある」だった。
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シンボリック・モデリングは、デイビッド・グローブがしていたことを、一般化するために、デイビッドをモデリングした中で生まれた。
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【クリーン】
これ、難問です。
本当に、難問。
現在、引き続き、調査中。
このメタファーは、さまざまな歴史を持ち、ただいま、私は、歴史探訪中。
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私にこれができるのは、デイビッドに会ったことがないために、そして、歴史に直接関わっていないので、なんら感情が動かないからだろうと、思った。
デイビッドに会っていたら、できなかったかもしれない。
かなりなカリスマの人だったみたいなので、多分、自分が聞いたこと以外は調べる気にはならなかったかもしれない。
けれど、デイビッドは、言うことが変わる人で、書かない人だった。
今、私が自由に調べられるのは、デイビッドに会ったことがないからだと思う。
お笑い第三世代、第四世代が、明石家さんまやダウンタウンにくったくがないのと同じ仕組みだな。
どれだけすごかったかを直に見ていないことにも価値はある。