DAY100; それは何に似ていますか?| クリーンランゲージ
それは 何に 似ていますか?
それは (例えていうと) 何のよう?
この2つの質問。
どちらも、元の英語は同じです。
THAT’S LIKE WHAT?
この質問は、場所や特徴がわかった感情や感覚を、メタファーに変換するように誘う質問です。
この場合、形なきものを形あるものにしたいというこちら側の意図がありますので、落とせない単語は、「何」です。
私個人は、名前だけが分からず、後は非常に特徴がはっきりしていて、クライアントが体感でもしっかりそれを知覚してると明らかにわかっているとき、場合によっては、「それは 何?」と問いかけていることもあります。
押し付けにならないよう、声に工夫がいるので、ファシリテーション経験が浅い方には、こちらはおすすめしません。
ただ、これも、訳の一つではあります。
文脈なくDeepLに聞けば、こう訳します。
さて、最初に書いた訳2つ、どちらもをしばらく試していたのですが、クリーンランゲージに慣れていない人は、「何に似ていますか?」の方がどうも答えやすそうです。
慣れている人には、そもそもこの質問はあまり必要ありません。
特徴を探求している間に、だいたいは、勝手にメタファーが登場します。
というわけで、質問表に併記しようと思います。
何にも似ていません、という答えが可能なので問題なかろうと思います。
ビジネスや日常に近い環境で使用する場合は、こちらの方が自然かなと思います。
お試しを。