DAY38: すると 次に 何が 起きる?

ここまでの話。(リキャップ)


1ヶ月少し前。

「シンボリック・モデリングのトレーナーになるためのトレーニングをしてください」とシンボリック・モデリングを作った彼らに依頼した私。


いいよ、と彼ら。


そして私は、自分がトレーナーになるまでの話、自分がモデリングした内容を、オープンに記録することに決めた。

未来の誰かのために。



彼らと私のやりとりは、ファシリテーターの学習にも役に立つかもしれないと思った。


そうして、すぐ、私は、自分が「最高の状態のトレーナー」のためのメタファーを持っていないことに気付いた。


それで彼らに、「セッションをしてください」と頼んだ。

鳥肌から始まったそのセッションの中で、私を騙してまず私の体の外に出て、それから姿を現したメタファーは、「長い長い間、眠っていたお姫さま」。


お姫さまは、「美味しい果実を集め、果実の中にある種を人に配り、自分でも果実を育てるために木を育てるのだ」と言った。

種は保存できるしコンパクトで持ち運びしやすい。

私が種を配れば、そうすれば、みんな、必要なときに、自分の土に種を蒔いて、自分の木を育てられるからと。



そうして、セッションのあとの会話で、私がトレーナーになるためのトレーニングの内容を教えてほしいと伝えたらば「一人一人、必要なことが違うから、決まった内容はない」となり。


彼は「君の仕事は、25年前の僕らがやったことだ。モデリングしてごらん。君は日本文化も日本社会も知っている。君には出来るはずだ」と言った。


そうして、彼は、「君は、自分がトレーナーになる準備ができたと、どのようにして知るの?」と私に尋ねた。


出来るだけ早く、トレーニングを始めるといい、と、目覚めたお姫さまは言い、彼は「僕も彼女に賛成だね。さあ、始めよう。そして、何が起きるか見てみよう」と言った。


「トレーニングを始めたあと、自分が何がわかっていないかがわかるのに、1年かかる。そうして、....にそこから2年かかる」と、彼は言った。


彼女は、メールで、必要なサポートを知らせてちょうだいねと言った。



そのあと、私は、それが何を意味するかを理解しないまま7年前に作りはじめたマップを、その少し前に購入したiPadを使って完成させた。


それは、私が学習し、人に分かち合いたいもの、時が熟していること、新しい世界への最後のピースを自分が手に入れたことを、私に教えた。



そして、私は、彼らやマリアンがしていること、そして、日本語話者のファシリテーターたち、初心者をモデリングしはじめた。

今の自分、過去の自分、を含めて。



そうして1ヶ月が経ち、テキストのフレームが浮かんだ。


私はそれを先に英語で書くと決めた。

それを日本語に翻訳する。

方法がそれしかないからだ。


そうして、それから私は、彼らに、テキスト作成を手伝ってほしいという依頼をした。

ついでに、ファシリテーターのアセスメントの基準を教えてほしいと依頼した。


私がファシリテーターがレベル1の基準のスキルに達しているかどうかの認定を依頼するのは、彼らからアセッサー認定を受けた日本人アセッサーを予定しているからだった。


アセッサーはアセッサーで、学習内容が異なるから、私に現在、アセッサーになる学習をしている余裕は、はっきり言ってない。

後々、トレーニングをはじめた後に、日本語で学習させていただきたい!と思っている。

それで、ファシリテーター認定を必要とする人は、自分のところからは、12年は登場しない。

だから、それで間に合うはずだ。

そうすれば23人、やがては日本語で彼らの基準を元にアセスメントする人たちが誕生する。(アセスメント基準はいろいろある。ひとつではない。)


そうすれば、未来に、次世代に繋げていける。

私の仕事は、バトンを渡す、多分、そこまで。



アセスメントに採用されている基準はいろいろある。

私は、やるからには、望む人には、一番厳しい基準のファシリテーター レベル1認定を出せる状態にしたかった。


シンボリック・モデリングのファシリテーター認定には、なんら優位性はなく、それがなければ受けられないコースもないけれど、それでも、ファシリテーターの自信や目標にはなる。


ちなみに、ファシリテーター レベル2はまだない。



まあともかく、それで、私は、トレーニングで、テクニカルな部分でカバーする必要がある内容を把握する必要があった。


しばらく時間が経ち、彼らからは、オープンにされている内容に加えて、アセッサーが把握している補足事項をまとめた最新の日付が入った書類が届いた。


というわけで、私はそれを見て、テキストを作りながら、コースのプログラムを組むことにした。



そして、次に起きたことは、私は、自分が作るテキストのフレームを、ファシリテーター仲間何人かにシェアした。


そして言った。

協力してください。



そうして、私の胸に、暖かいもの、とても暖かいものが広がりはじめた。



それから、彼らから、また来月、テキストのためのメタファーを作るためのセッションを受ける。



全て話は、メタファーが進めている。

そして、それに影響されて変わる現実が進めている。


(リキャップ、ここまで。)



そして、暖かいものが満ち始めた。


すると


次に


何が


起きる?