朝の続き。

これは完全形ではありませんが、朝書いたことを少し自分で展開してみました。

メモ程度ですが、オープンにします。

私と一緒に学習しない人もいるだろうと思うので。


私が作った図は別にあります。そっちはまだ内緒。


クリーンな質問は、メタファーを発展させることだけに使えるのではありません。

その人が知る知識や知恵を引っ張り出すのにも使えます。


私が言う、「日本式のやり方」は、話を行動から始めることです。その後、意図、理由、目的を、そこに結びつける。

私が観察してきた限り、苦戦するファシリテーターは、この「意図、理由、目的」と「行動」の間がリンクしていません。


(彼らの言葉から推測するに、また、自分自身の意思で、行動を制御していません。そうではない違うもので、行動と思考を制御して、目の前にいるクライアントに対して、身動きが取れない状態になっています。)


クリーンランゲージを使うには、両方必要で、両者がリンクしている必要があります。

そうすれば、自由に考え、自由に行動することができます。


例えば、ファシリテーターがシンタックス(構文)の使用目的(意図、機能)が理解できていない場合、いついかなる時も、フルシンタックスを使いがちで、クライアントを待たせてしまいます。

ファシリテーターがトランスボイスを使い、クライアントをトランスに入れるなら、それで問題ありませんが、シンボリック・モデリングのデフォルトは、トランスボイスを使いません。

クライアントはサイコアクティブではありますが、意識的な状態と行き来しています。


シンタックスの機能や、それを使う目的が理解できていれば、使い分けができます。

するとわかることには、メタファー・ランドスケープの中では、フル・シンタックスはごくたまにしか必要ありません。


というような感じ。


ファシリテーターが、ルールに基づきつつも、なおかついかに自由に思考できるかが、非常に重要です。


以下、私のセルフ・モデリングです。

....

聴く/聞く】


そして、それは、どんな「聴く/聞く」ですか?


*傾聴。


*モデリング。


PRORに言葉を選別する。


*今、1-5のどのステージにクライアントがいるか。キャリブレーション。初心者は1か2。


*思い込まない、決めつけない。




【選択する】


そして、それは、どんな「選択する」ですか?


PROR。・・・初心者はリソースにつながる言葉。


*サリエンス。


*今から何の作業をするか。・・・初心者はリソースワーク。



そして、その「選択」は、どこから来ますか?


*知識: PROモデル。・・・初心者はリソース。


*知識


*知識:



そして、その「選択」をするために、必要なことは何ですか?


*構造のモデリング


*知識:


*思い込まない、決めつけない。



【質問する】


そして、それは、どんな質問ですか?


*クリーンな質問の基本9つの意味と、空項(省略されている言葉。主に、主語、目的語)を補う質問。



そして、あなたは、その質問を質問する時、その質問をすることで、どんな違いが生まれると推測しているのでしょう?


*クライアントに見えていないもの、クライアントがまだ知らないものを明らかにする。


5ステージ。・・・初心者はステージ12、明らかにする、発展させる、のみ。



そして、その質問をするために、必要なことは何ですか?


*知識質問、シンタックス。リキャップ。初心者はバックトラックも。


*声の使い方。


*ペーシング、ミラーリング。


.....


私はこのあと、これを、自分が作業しやすいようにメタファーにします。


私が現在、イメージしているのは、全自動洗濯機の操作パネルです。


クリーンランゲージやシンボリック・モデリングは、非常に有機的ですが、同時に、シンボリック・モデリングは、その制作過程でリバースエンジニアリングが使用されていたり、図式が回路図みたいだったりと、非常にメカニックな要素がたくさんあります。


どちらもに共通するのは、直感的な技法ではありますが、作業自体に、ファシリテーターの感情が大量に混じると、話がわけがわからなくなることです。

ファシリテーターの感情を利用する技法ではないので、自分の感情を脇におけることは大事です。

それでも、相互作用は働きます。むしろ、深いところで交流している感覚が、個人的にはします。


ファシリテーター自体は、洗濯機を操作するくらいのライトな感覚でいる方が、うまくいきます。


全自動洗濯機を応援しなくても、ちゃんと洗濯してくれると、信頼できますよね?


それと同じくらいは、クライアントに対して信頼することが必要です。

クライアントは、応援しなくても、自分で、ちゃんと、必要な場所に辿り着けるという信頼。


ファシリテーターが、カシミアのセーターを乾燥機にかけるようなヘマをしなければ。



全自動洗濯機の操作パネル。

コースを選び、ボタンを押し。


それくらい、ライトな感覚のこと。


けれど、新しい洗濯機を買った時は、最初は使い方がわからない。

洗い桶で洗濯していた人に、全自動洗濯機を見せたら、あまりのやり方の違いになんじゃこりゃ、となる。


自分の手で洗うこと、洗い桶にこだわると、全自動洗濯機は良さがわからない。

どちらもに良さはあり、ただ違うだけ。


まあ、そんな感じかな...と思っています。