命か土地か

 こんにちは。


つまりのところ、命をどう考えるか、命か土地か、そういう価値観の話になるのかなと思います。


私が好きな世界は、命が人生である世界。

土地が重要な世界は、命が駒の量を示す数字の世界。


今、むちゃくちゃわかりやすい土地が重要な世界観が、命を数で数えている状態が、世界に3か所ありますね。


「日本に住む人にはこの感覚はわかりにくいと思うよ」と、何人かの外国人の友人から言われたことがあります。

周りが全部、海でしょう?と。


確かに、日本にも領土問題はありますが、全て島の話ですね。

この道から向こうは別の国という場所は、日本にはありません。



日本もまた、少し前まで侵略国家だったというと、「それは仕方なかった」という意見に出会うことがあります。

そりゃ、あまりに歴史を短いスパンで考えすぎると、私は思うことがあります。

沖縄は?北海道は?

出雲は?


なぜ、軍事基地は沖縄に固まっているのでしょう?

中国に近いから?

1945年、本当にそれだけが理由だった?



私たちの国のはじまりは、どう考えても、他所からきた勢力との侵略戦争からスタートしているように思います。

私たちは全員、侵略者と被侵略者の子孫、勝者でもあり敗者でもあると、日本書記や古事記が教えてくれています。


日本の特異さは、出雲も、江戸城の明け渡しも、第二次世界大戦の敗戦もそうですが、その時点の支配者が、毎回、「命」を優先したことではないかなと思います。


負ける側が、土地より命を優先した。


これは、すごく珍しいことだったのだと、私は最近のニュースを見ていて思います。

難民を産まなかったことも含めて。


以下が、日本1900年前半に兵を進めた場所です。


中国

朝鮮半島

ベトナム

ラオス

カンボジア

タイ

マレーシア

シンガポール

インドネシア

フィリピン

ミャンマー

太平洋の島嶼国


それは、まだ100年もたたない過去です。

小さな島国が、人を駒の数で数えはじめ、土地に重きをおいたときに、多くの人がそれを許容したときに起きたことです。


私が、日本のパスポートがすごいという理由のひとつは、現在、日本人がこれらの国に行くのにビザが必要ないということです。


私たちは侵略した、そして、敗けた。

けれど、勝った国にはビザを要求するこれらの国が、日本にはビザは不要だという。


すごいことだと思います。


ここまで、祖父母や親の世代が80年かけました。


現在、これに重きを置かない若い世代が誕生し始めています。

実際は豊かな中で育っているけれど、未来の不安を埋め込まれた世代です。


長い文章を読むのは苦手です。

わかりやすい映像が大好きです。

のりで投票します。


国政でなくとも、私の生まれた県は、今、流れに乗って誕生した知事の話が、ずうっと続いています。



私がこれを文章で書いている理由は、私は若い人に向けてはこれを書いていないからです。


そして、私は大阪府民です。

個人の一票が、政治を変えた体験を持っています。


一番選挙に行かないと言われている団塊ジュニア近辺の世代の票が、今の大阪の状態を作りました。

この世代も選挙に来るという証明です。


政治家は公約を守りました。

異常なほどに、子育て支援が充実しています。

水代、電気代、安いです。

住民税は、人数がいるので、もともと高くありません。


普通の人たちが自分たちを選んだことを、政治家が理解しているからだと思います。



あなたの子どもを戦争に巻き込みたくないならば、少なくとも、投票する政党のホームページくらいは全部読むことを、私、おすすめいたします。

憲法の草案が掲載されている場合は、必ず、そこは読んだ方がいいです。


そして、あなたの子どもの未来のために、投票に行くことをお勧めします。



「戦争反対」と、そのとき、声をあげても間に合いません。


静かに一票いれれば、話はそれですみます。


今、困窮する人は、戦時下はさらに困窮します。

今は、みなが助けられます。

けれど、戦時下は、その助けがなくなるからです。

困窮する人に使うお金は、武器に回ります。


人は、被害を示す数に変わります。


戦争が始まるとき、そこにいる権力者は、戦争をはじめたい権力者ではありません。

いつでも、ただ土地や権力にこだわる権力者です。


今は、同盟国がわかりやすく金欠な様子のため、私たちはしばらくは平和だと思われます。


だから、今、書いています。


あと、まだ、スパイ防止法がないから!笑

それは、戦争するならマストの法律。

私、逮捕はされたくありません!笑



では、また。


ごきげんよう。