ロシア人の友達...3

友人が是非とも行きたいとリクエストしてきた場所は、ハリーポッターでした。

つまり、ユニバーサルスタジオでした。


友人は、ハリーポッターのファンで、英語、ロシア後、スペイン語の三カ国で読んでいました。

「少しずつ、物語の雰囲気が違う」という友人に、私は同意しました。


私は、ハリーポッターを英語と日本語で読んでいたからです。

「英語だとスピード感がある。日本語だとやわらかい感じで少し流れる時間のスピードがゆっくりになる感じがする」と、私は言いました。


私と友人、それから新しい友人の3人で、半日、ハリーポッターの世界を楽しみました。


ユニバーサルスタジオは、さまざまな国からやってきた人たちでいっぱいでした。

平和やなあと思いました。



友人たちは、大阪に夢中でした。

なんて興味深い土地なの!と言っておりました。


私には、何が興味深いかはさっぱりわかりませんでしたが、そうなんやあと思いました。



最終日、私と友人は海辺で夕焼けを眺めておしゃべりしました。


友人は言いました。

「そうそう。私、日本の国旗の意味がわかったよ。日本の太陽は赤いんだね。私の国で、赤い太陽は見たことがない。日本に来て、朝焼けと夕焼けを見て、ああ、これかあってわかったよ」


私は、「うん。太陽なの。日本の太陽は赤いの」と言いました。


私と友人が話したいろんなことは、ここには書けません。


けれど、私たちは約束しました。

次は、モスクワで会いましょうと。


私は、マトリョーシカが欲しい。

それから、バイカル湖を見てみたい。


「日本に1番近いヨーロッパ、ハバロフスクも見てみたい」と私が言うと、友人は笑って言いました。

「あそこは思いっきりアジアだよ」


え?!そうなん?!


そして、友人はまた笑いました。

「モスクワ、バイカル湖、ハバロフスクはむっちゃ離れてるけど、どれだけロシアに滞在するつもり?」


え?!そうなん?!



私が望む未来は、私と彼女が互いの国を好きに行き来できる未来です。

ロシア版の餃子にも心惹かれます。


今もまあできますが、夫が何かあったらどうする、やめてくれと言います。

日本からの旅行客は、この夏も、普通にモスクワをうろうろしてると友人は言っておりました。

今でも日本とロシアの間のビザは簡単に取れます。


私は、できれば、ウクライナのキーウも見てきたい。


こちらは、今は渡航禁止になってますね。

行けなくはないですが。

私は旅行に行きたいのでね。


一緒に行ってくれそうな日本人の友人は、ひとり顔が浮かんでいます。

カメラ持って一緒に行かないか、そのうち声をかけてみよう。



私が望む未来は、普通にいろんな場所に旅行ができる世界。

それから、電気代がもう少し安い未来。


ですので...


私は、世界平和を望みます。



さ、仕事しよ!


ごきげんよう。