DAY56: スーパー・ファシリテーターからの漫才


昨日、ぼ〜っと休憩していたら、私のスマホのお知らせが鳴りました。

よく見ずにリンクを押したら、それは新しく始まったCleanCampusのライブ・ストリーミングに繋がりました。


どうやら、ジャクリーンとドリスが、場所を4つだけ使うオンラインでできるミニ・クリーンスペースのデモをやるようでした。


ジャクリーンとドリスは、最近、トレーニングをやり始めた人たちです。

この人たちは、どこにでも参加してはりますので、私も、あちらこちらで顔を合わせています。


ジャクリーンは、スーパー・ファシリテーターです。

もう、むっちゃすごい。

この人は、グループ用のシステミック・モデリングも、個人用のシンボリック・モデリングも両方やります。


彼女は、クリーンコミュニティにいる数少ないアジア人のひとりです。


私は、ジャクリーンのシンボリック・モデリングのファシリテーションを一度見たことがあります。

もう、すごかった。

私はオブザーバーでしたが、終わった瞬間、私は、拍手しながら「ブリリアント!」と叫んでいました。


それは、何かのグループのブレイクアウトルームでの出来事で、先にメインルームに戻った私は、トレーナーのマリアンに「ジャクリーンがめっちゃすごかった!」とはしゃぎながら大興奮で伝えました。

私が、「こんなのを見た!こんなのを見た!」と、見た技をペラペラ喋っている最中に戻ってきた彼女に、マリアンが、「どうだったの?」と問いかけました。

彼女は、「おそらく、ユカリが全部フィードバックしてしまったのだろう」と苦笑していました。


ともかく、素晴らしい。

すごい才能。


私は、脳みそのタイプが明らかに違うので、彼女の真似はできませんが、素晴らしい。

私は、誰かのスーパーなファシリテーションを見ると興奮しがちです。


私個人的には、ジャクリーンには、大変感謝しています。

この人は、いつも、私に、みんなの前で、英語を話させようとしてくれます。

彼女もまた、助けてくれた1人です。


本当に、たくさんの人がサポートしてくれて、そうやって、私は、英語で学習し続けてこれたのです。


学習をサポートする方法。

私は、この数年、それを、たくさんの人から学んできたのかもしれません。

私は、おそらく、誰よりもサポートを必要とした人だったからです。


最初、英語がよくわからなかったからですね!今はクリーンのことならば、80%くらいは、その場で理解できるようになりました。

たまに、英語が日本語で聞こえています。

関西弁で...


.....


さて。


少し前に、私はジェームズから指摘されて気づいたことがあります。

彼は、「君は非常に恵まれた位置にいたでしょう?」と言いました。


彼は、「君は、僕らやマリアン、それからその他のトレーナーが、それぞれ違うことをしているのを見てきたね」と言いました。


ペニーが「みんなやっていることが違うのよ」と楽しそうに言いました。




今朝、私がここまでの学習過程でラッキーだったのは、トレーナーではない、スーパーファシリテーターたちのセッションを見れたことにもあると思いました。


何度か、「ねえ、今、何やったの?」と言いたくなる興奮する経験をしたことがあります。

トレーナーのファシリテーションにではなく、いちファシリテーターのファシリテーションにです。


みんな、いろいろ試しています。


......


「試してみよう。そして、何が起きるか見てみよう。」


私が、伝えたいもののひとつは、先生の真似をするところからスタートせざるを得ないけれど、やがては、そうするしかないのだということかもしれません。


......


そして、最初から、それがわかるようにするために、何が起きる必要があるのだろう?


そうしなければ、上手くならないということを、まだ上手くない人たちに、どうやれば伝えることができるのだろう?


答えはひとつ、の、日本的な学習環境で教育を受けた人たちに。



答えはひとつではないということ。


だって、人間が考えることなんですもん。


....


ジャクリーンのセッションと私のセッションは違う。

でも、どちらも、クライアントをサポートはできる。


あなたのセッションと、私のセッションは同じじゃない。



これはそうですね。


漫才は、コンビによって違いますけど、上手い漫才なら、笑いが起きる。

漫才の目的は、人を笑顔にすること。


漫才にもルールはある。

でも、笑いを生み出せるのは、たったひとつの漫才じゃない。

技は山ほどある。


漫才師はNSC(お笑いの学校)に通っている時から工夫しますよね?


そんな感じかなあ。


この例えは、関西人以外に響くかどうか?


....


スーパーファシリテーターの話から漫才へ飛んだ私の思考なのでした。