クリーンランゲージの哲学と原則 by デイビッド・グローブ | The philosophy and principle of Clean Language by David Grobe
一つ、大きな山を超えた気がしました。
6年前、ジェームズ・ローリーが書いた記事の翻訳を始めたとき、「これが一番最初に、日本語に翻訳される必要がある」と私が思ったものが2つありました。
一つは、「クリーンランゲージの哲学と原則」by デイビッド・グローブ。
もう一つは、「Metaphors in Mind」by ペニー・トンプキンス&ジェームズ・ローリー。
ただ、私は、この一番最初に翻訳される必要があると思った2つを、私は後に回すことにしました。
理由は2つ。
1つは、単純に私の英語力でした。
もう1つ。
こちらは、自分のクリーンランゲージやシンボリック・モデリングに対する理解に関わりました。
この2つは、非常に大事なものだと思いました。
いわば、心臓部です。
私は、心臓を丁寧に取り扱いたいと思いました。
それで、私は、一番最初に翻訳される必要があると思った2つを、翻訳せずにきました。
そして、ついに、少し前、私は、デイビッド・グローブが語った「クリーンランゲージの哲学と原則」の翻訳に手をつけました。
そして、今日、それをwebにアップしました。
なんだか、不思議なことですが、ずっと預かっていた大きな荷物を肩から降ろしたような気分になりました。
とっても不思議な気分でしたが、私は、なんだかそれをずっと誰かから預かっているような気分がしていたのです。
紫の風呂敷に包まれたみたいな、大事なもの。
大事な大事なもの。
うまく言えません。
でも、ともかく、これを翻訳し終わった時、「ああ、肩の荷がおりた」と私は思いました。
それは本当のこと。
よかったら、ご覧下さい。
クリーンランゲージの哲学と原則
https://www.clean-wiki.com/post/the_philosophy_and_principle_of_clean_language
デイビッド・グローブに敬意を払い、翻訳中は、私も大好きなバッハの変奏曲をBGMに使いました。
ちなみに、シンタックス(構文)の組み立てが、その繰り返しが、バッハの変奏曲のやり方だと、最初から知っていたなら、私はもっと構文の組み立てを楽ちんに覚えられた自信があります。
そして、翻訳が終わり、お預かりものを返した私は、「そうだな・・・自分が説明するときは」と、新しいお預かりものを預かった気分になりました。
このお預かりものは、未来に出会う人たちから。
少し、胸がワクワクしました。
ありがとう、デイビッド。
なんだか、あなたから何かを教わっていたような不思議な気分の数週間でした。
楽しかったです。
「そして そうすると 次に 何が 起きる?」