花咲き乱れる道



あ!!

私が思い出したのは、3年前の今頃に、自分が描いた2枚の絵だ。

この鉢があった場所で。
カリフォルニアだ。
ちょうど3年前の今頃、私はそこにいて、半分しかわからない話を聞きながら、カタカナでノートをとりつつ、セッションの練習をしていた。
(英語のセッション中、カタカナでノートを取るのは、今も変わらない。その方が書く文字数が少なくて、早く書けるからだ。)


絵の一枚には、私が抱える問題が描かれていた。
それは、セッションを受ける前に、セッションのお題を説明するために描いた絵だった。
絵は真ん中に日本列島がある世界地図で、日本列島の周りには、たくさんの閉まった黒いドアが並んでいた。
セッションの中で、私は黒いドアを取り払い、自分の中にある国境をなくした。
それから、私は、自分の国の国旗を作った。
私の住みたい世界の国旗。
4つのルール、たくさんの星、2つのパートの愛からその世界は構成されていた。


もう一枚は、それとは別のセッションの後に、セッションに登場したメタファーを使って描いた絵だった。
英語と私がダンスを踊りながら、花咲く道を進む絵だった。


別々の題で受けたセッションが、ひとつのまとまりの中で一緒に働いている感じがした。

私が、英語、を少しでも使う必要がある状況や場面、関わりの中で。
3年かけて、静かにメタファーは成熟していったのかもしれない。


なんだか、自分が、花咲く道を歩いている感じがしてきた。

そして、私を動かし続けてきたのは、メタファーだとわかった。
3年間、働き続けてた。

すごい。